2015年の活動の振り返りと来年の方針(5)

※この記事は ICT Advent Calendar 2015 の32日目の記事です。

前回に引き続いて、今回で完結です。(長かった)

2016年の目標・方針

チームへの関与の度合いを見直す

年末になっちゃんに「M教授は開発にコミットしすぎ!」と怒られてしまいました。確かにアイデア出し、予選資料作成、開発、プレゼン、ポスターまでかなりコミットしてきました。この関わりを見なおしたい。そして主体的に取り組む姿勢を学んで欲しい。そうすると、予選落ちするかも知れない。それが実力なら、それでもよいと思う。ただ、誤解しないで欲しいのは決して見放すとか放置すると言う意味では無い。アドバイスを求めてきたら全力で応えるし、意見を求められれば忌憚なく答える。ただ、私の方から一方的に絡むのを控えるだけである。

委員長・副委員長連絡会議(仮)の設置

2016年度は委員長、副委員長と私で委員長・副委員長連絡会議(仮)を週2回ぐらい定例で行いたいと考えている。意図は2つある。ひとつは、うしお、まなうぇい、しゅりの経験不足を補うためである。もうひとつは私が前面に出るのを控えて、委員長・副委員長主体でICT委員会を運営して欲しいからである。

チーム編成改革

これまで委員長と私で高専プロコン、パソコン甲子園のチームをほぼ独裁的に決定してきた。独裁的とは言え闇雲に決めていたのでは無く、各部員の適性、技術力、相性、クセ等を考慮して決めてきた。2016年はこのやり方を変えようと思う。どう変えるか含めて部員に決めて欲しいと思う。これまでのように独裁政治が良いのか、それとも集団指導体制がよいのか、原始共産制をとるのか部内で議論して欲しい。

飛躍の準備期間とする

3月でなっちゃん、まるさ、gyが卒業してICT委員会の戦力が大きくダウンしました。こんどは、きっきとkagamizが卒業するが、それを補うだけの戦力増強がこの1年でできたとは思えない。高い跳躍のためには一度大きくしゃがみ力を蓄えることが必要である。2016年のICT委員会はほとんど実績が残せないのでは無いかと危惧している。しかし、それだけではいけない。内部でじっくり力を蓄える1年にしたい。現1,2年生の成長を期待する。

老害チームを放置する

高専プロコンで老害チームが結成されたら、基本的に放置する。老害ジンクスから逃れることができるかどうか試してみたい。

健康第一

2014年は入院、2015年はぎっくり腰になった。2016年は、一年間健康で過ごしたい。まあ、これはICT委員会としての方針では無いかも知れないが、私が健康を崩すと少なからずICT委員会に影響を及ぼしてしまう。現にICPCへの引率が急遽できなくなってしまった。2016年はこういうことが無いよう健康に第一で行きたい。


おわりに

本記事を読んでいるICT委員会のみなさん、私の上から目線の文章よりも先輩のありがたい記事の方が説得力がある。是非読んで欲しい。

なっさまのありがたい記事

kagamizのありがたい記事


2015年度は残り3ヶ月ですが、すでに、2つの大会への出場が決まっています。

ビジネスモデル発見&発表会(2月)

起業家甲子園(3月)

2016年もICT委員会はノンストップでデスマしていきます。

全国のICT委員会のみなさん!今年も沖縄高専ICT委員会を応援してください。

2015年の活動の振り返りと来年の方針(4)

※この記事は ICT Advent Calendar 2015 の31日目の記事です。

前回まで、2015年にICT委員会が取り組んだ全てのプロジェクトを振り返りました。

2015年の目標・方針のふりかえり

2016年の目標・方針を立てる前に、1月2日に立てた2015年の目標・方針の振り返りから始めたい。

2016年以降のICT委員会の体制を作り上げる

 きっきは委員長2年目になります。しかし、きっきも5年生になり1年後には卒業します。きっきが卒業した後、どのようなICT委員会になるのか、この1年間で作り上げる必要があります。それには委員長のきっき、副委員長のjin君、汐にがんばってもらう必要がありますが、全部員が考えることだと考えています。

来年度のICT委員会はきっきのブログ記事にあるように、委員長がうしお、副委員長がまなえ、しゅりの体制で行くことが決まりました。しかし、しっかりした体制が作りきれなかったと反省しています。特に、うしおはまだ委員長業について十分理解しているとは言えないのが現状である。今後、うしおに対して帝王教育をしなければと考えている。また、委員長マニュアル(まなえの発案)を是非とも作りたい(きっきに手伝って欲しい)。

開発リーダー力をつける

 前述したように、今のICT委員会には開発のリーダー力が絶対的に不足しています。しかし、特に高専プロコンに参加した学生はそれぞれ課題意識を持っているようです。現2年生に大いに期待したいと思います。

これはほとんどできていない。1年前には「現2年生に期待したい」と書いているが、今年その学年の3年でリーダーをしたのがみなめうのみ。4月からICT委員会の中核となる現2,3年生に他にリーダー経験のある部員がいない。来年度のリーダーをどうすべきか頭が痛い。

競技プログラミング力をつける

 競技プログラミングはそれ自体目的とするのはいかがかと言うのが持論ですが、あまり声高に表明すると、競技勢に攻撃されそうなので控えますが、競技プログラミングは解決すべき問題に対する最適なアルゴリズムを深く考えるトレーニングのための有効なツールだと考えています。そのため、1,2年生は競技プログラミングに取り組むべきだというのは確かです。

 2015年は@orisanoが中心となって、来年度の新入部員に対して体系的なプログラミング教育をしていきたいと考えています。そして、パソコン甲子園への復活を果たすのが目標です。

この目標はなんとか達成したと言える。パソコン甲子園プログラミング部門への復帰を果たし、審査委員特別賞を受賞した。また、情報オリンピックの本選出場も決めた。

とは言っても全てjin君の成果である。他の部員の競技力が付いているかと言えば疑問が残る。「新入部員に対して体系的なプログラミング教育」をしたかというと、していないM教授教材を投げただけである。

女子部員を確保する

 ICT委員会はなっちゃん、きっきの二人の女帝によって盛り上がってきました。しかし、3月になっちゃんが卒業し、1年後にはきっきも卒業します。昨年、1年女子はICT委員会に定着しませんでした。2年になって帰ってくることを期待していますが、一気に女子部員の存在感が低下するのは明らかです。

 そのため、2015年はきっき、みなめう、やがみあんに女子部員の確保をしてもらいたいと考えています。

これは大成功だと行って良い。きっきのオープンキャンパス、サマースクール、高専祭でのICT委員会のPRが功を奏したといってよい。しかも、その女子部員が自分たちの力で全国大会出場をきめた。

このままICT委員会に定着して欲しいと願うが、現段階では過去最高の女子部員の数である。あとはその女子部員にプログラミング力を付けて欲しい。これまで、ICT委員会の女子部員はプログラミング力がないところをデザインやプレゼンで補ってきたきらいがある。是非ともプログラミングできる系高専女子になって欲しい。



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2015年の活動の振り返りと来年の方針(3)

※この記事は ICT Advent Calendar 2015 の31日目の記事です。

ICT委員会の2015年の活動(つづき)

前回に引き続き、本記事で11月と12月のICT委員会の活動を振り返ります。

パソコン甲子園(11月)

モバイル部門『弁当計画』ベストアイディア賞

昨年グランプリを受賞した『テキパキッチン♪』に引き続き、みなめうの連覇をかけた挑戦であった。結果はベストアイディア賞、グランプリに次ぐ準優勝相当の賞である。賞としては悪くないのかも知れないが、私を含めみなめうもコーヤも納得していない。とはいえ、結果を受け入れざるを得ないのがコンテストである。来年に活かすしか無い。

開発自体は高専プロコンのようなひどい状態では無かった、いちおう動くものを作り上げた。ただし、ポスター、パンフレット、プレゼンはギリギリだった。プレゼンは前日の夜もまだ修正していたが、本番プレゼンは時間内に収めることができた。まあ、及第点といってよいだろう。

このチームは実績を残すことできたものの、チーム内の雰囲気は最悪であった。詳しいことはここでは触れないが、ミーティングは殺伐としていた。チームワークの重要性を痛感した。

最後に一言、みなめうはメンバーの意見を聞くのも大切だが、リーダーとして決断しろ、またかけた時間に合ったアウトプットを出せ!コーヤは細部ばかり見ず、全体を見ろ!うしおは自分が作り出すもののクオリティに拘れ!

コーヤのブログ記事うしおのブログ記事を合わせて読んで欲しい。

モバイル部門『ぼくらはヒーローズ』受賞無し

昨年、ベストアイディア賞を受賞したホワイトハッカーズがグランプリを目指して開発したのが『ぼくらはヒーローズ』である。しかし、結果はなんの賞もとれなかった。

これは完全に私の責任である。審査委員の考えや好みを読み違えた。高校生らしさを出せば良いと思っていたが、審査委員はもっと単純に考えていたようだ。オリジナリティもそれほど重視していない。単に「自分事」の課題を分かりやすく解決するものを求めているようだ。

ブロンズのオリジナルのアイデアをそのままの方向に膨らませば良かったと後悔している。

とはいえ、『ぼくらはヒーローズ』の完成度はかなり高い。これはホワイトハッカーズのチーム力によるものが大きい。来年もホワイトハッカーズとして活躍することを期待する。

ブロンズのブログ記事を読んで欲しい。

プログラミング部門『スポポトゥーン』審査委員特別賞

去年は予選落ちで出場できなかったプログラミング部門に、今年はjin君とマテ茶コンビが本選に出場した。結果は審査委員特別賞(矢沢賞)であった。パソコン甲子園プログラミング部門は過去に何度も本選出場しているが、これまでの受賞は2013年の5位入賞(kagamiz、くえうえ組)のみであった。審査委員特別賞は私としては悲願の賞であった。

jin君は情報オリンピックの本選に出場する実力があるし、マテ茶は本校Bランク最高得点をマークした。jin君とマテ茶には来年もがんばって欲しい。

ETロボコンチャンピオンシップ大会(11月)

デベロッパ部門 プライマリークラス『Foo_Bar_Baz』受賞無し

9月の予選結果を受けて、中間試験の直前ではあったが、緑林檎、唐瓜、くろこじの3人がパシフィコ横浜で開催されるETロボコンチャンピオンシップ大会に出場した。本校としては初出場である。

結果は20チーム中17位、Lコースでスタート時に走行体が転倒しリタイヤしたのが敗因だった。緑林檎は本番に弱いのが欠点である。是非、この欠点を克服して欲しい。

CODE FESTIVAL2015(11月)

予選通過、本選出場

本コンテストは、競技プログラミングをがんばった人へのいわばご褒美のようなコンテストである。内容についてはよく知らないが、某R社の潤沢な資金を元にした、競技プログラマのための祭だと認識している。

本校からはおりさのとkagamizが参加したが、口々に楽しかったと言っていた。

是非二人には後輩に競技プログラミングをしているとこんないいことがたくさんあるとPRして、ICT委員会の競技プログラマの伝統が続くようエバンジェリストになって欲しい。

ACM-ICPC 国際大学対抗プログラミングコンテスト アジア地区つくば大会(11月)

『BitterSweets』22位

6月に行われた国内予選をうけてのアジア地区大会である。結果は海外勢と国内上位の大学チームにはかなわず22位という結果であるが、国内チームだけを見ると16位、高専では1位だった。立派な成績だったといっていい。さすが、おりさのとkagamizである。

このコンテストでは大変申し訳ないことをした。今回、私はCoachとして同行し、引率することにしていたが、なんとコンテスト4日前にぎっくり腰になってしまった。特に腰に負担をかけたわけでは無い、ただ椅子に座って情報処理センターの定例会議に出席していただけである。突然、腰が痛くなり立ち上がるのも困難になった。引率があるため回復に全力を尽くすため3日学校を休んだが無理であった。コンテストではおりさのとkagamizが肩身の狭い思いをしたと聞く。引率者として失格である。

地方創生☆政策アイデアコンテスト2015(11月)

『JK政策』予選敗退

『BASIP -Basic Academic Skills Improvement Plan-』予選敗退

jig.jpの福野社長の紹介で内閣府まち・ひと・しごと創生本部が本校で出前講座を開催したことを機に1年生に参加を呼びかけ、2チームがエントリした。このコンテストはこれまでICT委員会が取り組んできたコンテストとは異なり、IT技術を競うコンテストではなくビッグデータを解析して、政策提言を行うコンテストである。

1年生には夏の合宿で部内ビジネスプランコンテストをしたので、その延長上に位置づける形で挑戦させた。今年の1年生には期待の持てる学生が多く、来年本格的に高専プロコンやパソコン甲子園で活躍して貰うための練習の意味もあった。

また、本コンテストが今年始まり第1回目だったことから、ブルーオーシャンに違いない。まあまあ、まともなものができたら全国大会に出るのは楽勝!と思ったのが大間違い。文系ガチ勢がガチに来てた。とんだレッドオーシャンだった。完全に私がこのコンテストをナメてた。がんばってくれた1年生に大変申し訳なく思っている。やはり、変な色気を出して慣れないフィールドに出るものではないと痛感したコンテストだった。

学生には申し訳ない結果であったが、顧問目線からすると1年生の各個人のプロジェクトへの取り組み姿勢や個性が見えたのが収穫だった。

情報オリンピック予選(12月)

本選出場1名(Aランク)

今年も1名Aランク枠で本選出場ができた。ただ、指定校枠での本選出場が指定校での上位10人に入らなかったため、本校からの指定校枠参加者がいないのが残念である。

とはいえ、本選にでるjin君には春合宿目指してがんばって欲しい。 そして、卒業するkagamizに変わってICT委員会における競技力強化のために貢献して欲しい。

うちな~ICTビジネスプラン発表会(12月)

『弁当計画』NICT賞、沖縄情報通信懇談会会長賞

今年3月に起業家甲子園に出場したみなめうが、2度目の出場を目指して挑戦。理由は福野さんに会いたいだからそうだ。結果は無事にNICT賞を受賞し、起業家甲子園の出場権を得た。

内容はパソコン甲子園に出したものと同じで、パソコン甲子園での5分のプレゼンの後に2分のビジネスモデルを付け加えるのみであった。そのためにはビジネスモデルを検討しなければいけないのだが、パソコン甲子園の時と同様、チームで検討しようとしない。

起業家甲子園までの残り2ヶ月半、なんとかして欲しいと願う。

『しゅうがくりょーこん』ICTビジネス研究会キャンパス賞

1年生女子のじゅり氏、まなうぇい、るいこの3人で結成された「ピュアの極み乙女、」で挑戦した初めてのビジネスコンテストでいきなり賞をとった。おまけに、来年2月に行われるビジネスモデル発見&発表会の出場権まで得てしまった。1年生だけの力で全国大会を勝ち取ったのはICT委員会史上初めてのことである。

これは3人の努力とチームワークのたまものだと断言できる。プレゼンのスライドのバージョンは実に93もある。まるまる1ヶ月かけてつくった。プレゼンの練習もかなりがんばった。今回の発表はプレゼンだけでアプリ自体は作れていないが、全国大会に向けてさらに努力して欲しい。

ピュアの3人だけでは無く12期生には優秀な学生が多い。再来年、彼らが3年生になった時のICT委員会の活躍が楽しみである。

じゅり氏のブログ記事に喜びの気持ちが書かれている。

『SwipeTalk』IIA会長賞

高専プロコンに出した『SwipeTalk』ですが、プロコン向けに作ったスライドが技術によりすぎていたため、ほぼ作り直し、さすがきっきという出来ばえだった。ビジネスモデルもユーゴの緻密な事業計画ができていた。さすが、4,5年生の底力だと感心した。

結果はIIA会長賞。きっきは全国大会に繋がらなかったため、悔しがっていた。来年、きっきは卒業であるが残されたユーゴ、やがみあん、Throne、模範囚は来年はがんばって欲しい。

『ぼくらはヒーローズ』受賞無し

『ぼくらはヒーローズ』はここでも受賞が無かった。惨敗である。

私自身なぜこのコンセプトが通じないのだろうという疑問しか無かった。審査委員のひとりにコメントを求めたら、この内容はビジコンに出すべきではないと言われた。ハッカソンなら通じると言われた。

ホワイトハッカーズにはこの『ぼくらはヒーローズ』を諦めずに、どこかのコンテストでリベンジして欲しい。

このコンテストでのホワイトハッカーズの取り組みを見ていて気になることがあった。「うちな~ICTビジネスプラン発表会」に出すにあたって、ビジネスモデルの検討をしなければいけないのだが、ブロンズしか作業していない。ホワイトとレインボーはどうしたのだ。プレゼン担当はブロンズだから、自分たちは関係ないと思ったののだろうか、しかしチームである。ハッカーズはギリギリの状況に追い込まれると謎の団結力を示すのだが、なにか自分の担当だけすれば良いという空気を感じるときがある。

これはハッカーズだけではなく、ICT委員会全体を漂っている悪い空気である。困っているプロジェクト、デスマってるプロジェクトを見たら自分の事のように積極的に係わって欲しい。同じ部活の仲間として。

ブロンズのブログ記事は必読である。



>> 2015年の活動の振り返りと来年の方針(4)につづく

2015年の活動の振り返りと来年の方針(2)

※この記事は ICT Advent Calendar 2015 の30日目の記事です。

ICT委員会の2015年の活動(つづき)

前回に引き続き、本記事で6月から10月までのICT委員会の活動を振り返ります。

ACM-ICPC 国際大学対抗プログラミングコンテスト 国内予選(6月)

『BitterSweets』22位 アジア大会出場

かがみず、おりさの、たにしの3人がチームを作ったので安心感がありました。結果は22位、アジア大会の出場が決まりました。高専チームに限れば1位。立派な成績だといってよいでしょう。

かがみず卒業後の来年はかなりの戦力ダウンとなりますが、がんばって来年も国内予選を通過して欲しいです。

ETロボコン沖縄地区大会(9月)

『Foo_Bar_Baz』デベロッパ部門 プライマリークラス 競技部門優勝

私が沖縄地区実行委員会のメンバーであることもあって、卒研生にETロボコンに参加させていたがモデル図を提出できず失格になることも多かったが、昨年からICT委員会から出場している。

しかし、私自身は高専プロコンとパソコン甲子園に手一杯で放置してしまい学生には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいである。

今年は緑林檎、唐瓜、くろこじの3人がチームを作った。

モデル図の完成度が低く、総合成績では賞は取れなかったが、走行タイムでベストタイムを叩き出し、競技部門で入賞し、11月のチャンピオンシップ大会への切符を勝ち取った。チャンピオンシップ大会への出場は本校史上初である。これまで工業高校や専門学校チームに負け続けていたので悔しい思いをしていたが、やっと一矢報いることができた。

チャンピオンシップ大会へ出場できたのは緑林檎の功績が大きいと考えている。彼の集中力は特筆に値する。ただ、本番に弱いのが欠点ではあるが・・・

ETロボコンへは今の私が余裕がないためコミット出来ない。本格的に取り組むためには、szk先生にお願いするしかない。

高専プロコン(10月)

今年の高専プロコンはICT委員会史上最悪だと言って良い(除く競技部門)。

以下、自由部門の2チームについて書く。

予選段階での企画書作成、本選でのシステムの完成度、プレゼン資料作成、プレゼン練習、ポスター作成、会場での配布パンフレット作成、どれをとってもひどいものだった。

唯一予選が通過できたのも、予選企画書作成時に私が関与したからに過ぎない。

予選結果が公表されたのが6月29日。その後、9月に入るまで進捗らしい進捗が見られなかった。本格的に始めたのが後学期に入ってからである。本番までの2週間でシステムが完成する訳がない。

プロコンに出発する2日前にポスターを作成し始め、前日の夜までかけて印刷。パンフレットも前日に慌ただしく作って印刷。

出発時にはプレゼンが完成していなかった。

システムが動いていない、プレゼンも出来ていない。最悪の状態での出発である。

それでも、一応デモができ、プレゼンができたのは長野に来てくれた老害の力である。無理矢理システムを動かし、プレゼン資料をまとめあげてくれたおかげである。言い換えると、老害がいなければデモもできず、プレゼンもできていなかったということである。

老害に感謝するのはもちろんだが、それより自分たちの無力を恥じるべきだと思う。

高専プロコンが終わってから何人かのメンバーが反省をブログに上げているが、反省をブログに書くだけでは意味が無い、来年はこの反省を活かすことを切に願う。

これからは書くチーム別に振り返って見たい。

自由部門『SwipeTalk』敢闘賞

委員長のきっきが高専最後のプロコンとしてリーダーを務めた。リーダーにチームメンバーとしてユーゴ、やがみあん、Throneの3人に1年生の模範囚を加え、5名でチームを編成した。

ICT委員会には5年生はプロコンの予選で落ちるという老害ジンクスがあるのだが、きっきが全体を、技術面ではユーゴが、やがみあんがデザインを担当して、予選を通過することができた。

予選通過後、本選に向けての開発が進まなかった。9月まで進捗らしい進捗は無かった。本格的に開発を始めた9月の中旬から、このチームは夏休み中から朝会、夕会を実践しチーム内のコミュニケーションを密にしていた。しかし、予選通過からの失われた2ヶ月半は余りにも大きかった。朝会、夕会には私も必ず同席していたのだが、開発の進捗は遅れに遅れる。そのため、作らなければならない機能を明確化し、それ以外の機能を次々と諦めた。にもかかわらず、出発当日になっても、最も基本機能であるメッセージ送信さえもできない。最悪であった。長野の旅館で老害に助けられながらも、かろうじてメッセージ送信しているふりをするものがかろうじてできたに過ぎない。

プレゼンも最悪だった。時間がオーバーした。明らかに練習していないのが分かった。これまで、きっきのプレゼンを何度か見てきているが、あんなプレゼンをこれまで見たことが無い。

何が悪かったのか。それは、長期にわたる開発管理ができていないことと、技術面におけるリスク管理ができていないにつきる。これは、もう一つのプロコンチーム『VirtuaLive』も同じである。

ユーゴのブログ記事やがみあんのブログ記事を合わせて読んで欲しい。

自由部門『VirtuaLive』敢闘賞

このチームは『テキパキッチン♪』のゴールデンコンビ(?)のりんちゃんとカルピスを中心に、2年生のマテ茶とくえうえを投入した。1年生にはるいこを加えた。パソコン甲子園を含めて、今年のチーム編成の中では最も開発パワーがあるチームである。

しかし、このチーム内部での情報共有が皆無と言って良い状態だった。プロコンに出発時点でシステムは当然ながら動いていない。システム全体を見通して、何ができていて、何ができていないかを誰も答えられない。どのメンバーも自分の開発が進まないのは他のメンバーからの情報が無いからだという。まるで、食事する哲学者の問題のようなデッドロックに陥っている。

こんな状態でシステムが完成するわけが無い。長野の旅館で老害組が始めたのは個々のメンバーに進捗状況を確認して、できている所とできていない所の整理からであった。

最終的にはかろうじて動いたものの、完成度が低い。デモ会場でいつもお世話になっているjig.jpの福野社長からの「ツメが甘いですね」の私への一言が本当に辛かった。さすが、福野社長どんなにごまかしていても一目で見破ってしまう。

2回のデモ審査中、1回は動作しない。プレゼンもメタメタ。受賞は早い段階から諦めていたが、もしかしたら敢闘賞も取れないのでは無いかと一抹の不安があった。自由・課題部門で敢闘賞も取れないというのは来年度出場自粛を考えるレベルで恥ずかしいことである。かろうじて、敢闘賞を頂き、企業賞もとれたのは本当に本当に幸運としか思えない。

このチームの良くないところは、チーム内コミュニケーションの決定的欠如である。私への報連相も全く無いといっていい。顧問の私がLirtuaLiveを体験できたのはプロコン会場が始めてだったのがそれを如実に物語る。

りんちゃんのブログ記事マテ茶のブログ記事を合わせて読んで欲しい。

課題部門『Hazard Watcher』予選敗退

このチームはおたこんをリーダーにし、メンバーにイエロー、唐瓜、うみんちゅを加えチーム編成し、見習い1年生にりんぱんまんを(じゃんけんで)指名した。おたこんには昨年はプロコンに連れて行ったのだが、今年はチャレンジさせるためにリーダーに起用した。

しかし、おたこんは2年生であり、経験のある上級生がいなかったため、アイデア出し段階からとても苦しんでいた。予選資料の作成もなかなか進まず、予選資料はぎりぎりまで完成しなかった。

やはりというか、予想通りというか予選落ちした。この経験を来年のプロコンに活かして欲しいと思う。

残念なのは予選落ちしてからチームメンバーが解散状態になり、何もしなかったことである。高専プロコンチームやパソコン甲子園チームががんばっているのを尻目にほとんど無為に過ごしていたように思える。新しいコンテストを探すとか、高専プロコンチームの手伝いをするとか何かすることがあったのではないか。

おたこんのブログ高専プロコンの事が触れられている。

競技部門『進捗優先探索』特別賞

競技部門は1回戦1位通過、準決勝3位通過、決勝戦10位という成績で「特別賞」を受賞した。競技部門の準優勝に引き続き2連連続の受賞である。競技部門で2年連続受賞したのは大阪府高専と本校だけであり、快挙といってよい。

しかし、チームとして機能していなかったのが最大の問題である。おりさのの個人プレーで特別賞がとれたに過ぎない。他のメンバーはほとんど受賞に貢献していない。

もし、おりさの一人ではなくチームとして取り組んでいたら3位以内の受賞できたかもしれないと私は考えている。何度も言っているが、本校の学生は個人の能力は決して高くない。だから、他校と互角に戦うにはチームで対抗しないと勝てない。

ICT委員会は高専プロコンに初参加したのが2006年なので今年で10年目である。今年も含めて決勝まで勝ち進んだのは3回である。。競技部門に関してはノウハウがかなりたまっているとはいえ、毎年、ほぼ同じ過ちを繰り返している。そろそろ失敗の原因をナレッジ化し、ICTイン階全体でナレッジすべきかもしれない。

競技部門についてはおりさののブログ記事を合わせて読んで欲しい。



>> 2015年の活動の振り返りと来年の方針(3)につづく

2015年の活動の振り返りと来年の方針(1)

※この記事は ICT Advent Calendar 2015 の27日目の記事です。

ICT委員会の2015年の活動

今年もICT委員会は様々な活動をしてきた。ICT Advent Calenderの記事を作成するにあたり、改めてまとめてみて驚いた。実に14ものコンテスト・大会に参加していた。ICT委員会の活動がここ数年どんどん活発化してきているとは言え、こんなに多いとは思わなかった。ぎっくり腰になりはずである。

ICT委員会が2015年に関わったプロジェクトについて私の立場から振り返ってみることにする。

ICTビジネスモデル発見&発表会(1月)

『Love Papa Project』 キャンパス部門最優秀特別賞

なっちゃん高専在学中、ICT委員会の委員長としてとてもがんばってくれ、今のICT委員会の盛り上がりの礎を築いてくれたが、自身は一度も表彰されることがなかった。私はなっちゃんを卒業までに表彰台に上げることをミッションとしていたので、「起業家甲子園」の地区予選を兼ねている「うちな~ICTビジネスプラン発表会」に半ば強引にエントリさせた。結果は「起業家甲子園」への挑戦権を得ることが出来なかったが、「ICTビジネスモデル発見&発表会」への出場が決まった。この大会の地区予選をも兼ねていることを受賞まで知らなかった。

半ば棚ぼた的に参加することになったこの大会で準優勝に相当するキャンパス部門最優秀特別賞を受賞することができた。

準優勝できたのはなっちゃんのプレゼン力、ゆずゆのデザイン力と女子力、えなの全体を見通す能力と総合力に負うところが大きかった。

この大会はなっちゃん、えな、ゆずゆの女子3人のグループで取り組んだのだが、3人のチームワークが良く、誰一人欠けても受賞にはつながらなかったのではないかと思える程である。この大会で良かったのは取り組みのプロセスを通じて3人がめざましい成長を見せたことである。特にえなは人生が変わったのではないかと思えるほどであった。

反省点としては、なっちゃんが年末から年始にかけて、たくさんのイベントに首を突っこみすぎて、本大会に時間が割けずハラハラしたぐらいである。なっちゃんは今年も年末年始にイベントをぶっ込んでいるので年末年始デスマ病なのかもしれない。

チームメンバー3人は3月に卒業し、今ではそれぞれの道で悩みながらも楽しんでいるようなので、よい大会だったと言える。

このあたりの経緯のなっちゃん目線の記事はこれこれ

日本情報オリンピック本選(2月)

2名出場 受賞無し

本校は2年メディアが授業の一環として情報オリンピックに取り組んでおり、ICT委員会と併せて、毎年50名以上が予選に参加している。

今年は、jin君とコーヤが本選に出場した。目標は春合宿であったが、惨敗。本校からの春合宿参加者は2006年と2012年にひとりずつの二人である。本校は予選は通過できるが、本選ではなかなか成績が残せないのが実情である。

競技力の強化が必要なのだが、全国で通用する競技プログラマーになるためには数学的センスと努力を継続する力をもった人でないとなかなか難しい。かがみずのような学生が次いつICT委員会に入ってくるのか待つしかない。

とはいえ、プログラミング力を短期に強化するには競技プログラミンは有用であるし、競技プログラミングを通して得られたアルゴリズム力は高専プロコンの競技部門でダイレクトに活かされるので、ICT委員会としても競技プログラミングを積極的に取り組まなければならない。しかし、かがみずが今年度で卒業するので、競技プログラミングの育成体制の確立が急務である。

起業家甲子園(3月)

『テキパキッチン♪』 jig.jp賞

起業家甲子園は第1回大会から毎年出場しており、1年目は準優勝、2年目は企業賞を受賞し、3年目となる今年も出場することができた。

前に書いたとおり、起業家甲子園は「うちな~ICTビジネスプラン発表会」が地区予選を兼ねており、『テキパキッチン♪』はそこで優勝し、起業家甲子園出場権得たのである。 『テキパキッチン』はパソコン甲子園2014モバイル部門でグランプリを受賞しており、起業家甲子園への出場は順当といえば順当な結果であった。実は出場権を得たものの『テキパキッチン♪』が「起業家甲子園」に出場するに至る経緯には裏話があるのだが、ここでは割愛する。

『テッキパキッチン♪』の結果は企業賞(jig.jp賞)であった。いちおう賞が貰えたので良いとは言え、反省点もある。『テキパキッチン』のモノ自体はパソコン甲子園に出したときに完成していたので、あとはビジネスとしてどう成り立たせるかという検討をしなければならない。また、それをプレゼンに落とし込むのだが、実際の作業はほとんどリーダーのりんちゃんが行い、のこり二人のメンバーはほとんど関与していなかった。関与させないリーダーも良くないが、リーダーに押しつけて自分たちは何もしないメンバーもメンバーである。今のICT委員会にはこの風潮というか雰囲気が蔓延している。後に述べることになるが、これが今年度の活動の大失敗に繋がっている。

参考として、みなみゅーのブログも合わせて読んで欲しい。

KAKEHASHI project(3月)

KAKEHASHI projectは外務省が日米交流のために年間2000人の高校生、大学生を2週間程度アメリカに派遣する事業である。派遣された学生はアメリカの3都市をまわり、現地での英語プレゼンを通して、交流を図ることを目的としている。

本校は科学技術分野学生派遣として、明石高専の学生とともに高専合同チームとして、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ボストンの3都市を訪問した。

本校の派遣先のミッションは高専プロコンの取り組みの紹介すること、高専のICT分野における技術力をアピールするため、訪問先でプレゼンとデモを行うことである。そのために、津波からの避難を目的とした『Go!UP』を竜巻からの避難に作り直した『Tornade Watcher』の開発と『テキパキッチン♪』の英語化の開発しなければならない。

しかし、渡米の日まで2つとも完成しなかった。渡米中も開発を続けた。やっとデモできるレベルに達したのは、日程が始まって8日目のEvernote訪問時であった。その間、毎晩遅くまで開発をしており、訪問先で居眠りをするやつもいる。

何のためにアメリカに派遣されたのか?派遣が決まってから開発する時間はあったはずである。渡米まで危機感は無かったのか?

顧問としての指導力の無さに我ながら情けない思いをした。帰国後、なっちゃんにグチった

このときの失敗をその後のために活かせなかったのは、本当に私の責任としか言いようがない。10月の高専プロコンで同じことが起きた。

KAKEHASHI projectの全訪問先を記す。

3月2日

3月3日

3月4日

  • 成田国際空港
  • Los Angeles International Airport
  • Griffith Park
  • Hollywood Boulevard
  • Souplanation
  • Hilton Los Angeles Airport

    3月5日

  • Los Angeles Center for Enriched Studies
  • HomeTown Buffet
  • Hilton Los Angeles Airport

    3月6日

  • Hilltop technology Laboratory, Inc.
  • IHOP
  • California Institude of Technology
  • Japanese American National Museum
  • Hilton Los Angeles Airport

    3月7日

  • California Science Center
  • California Science Center Dining
  • Santa Monica Pier
  • Buca di Beppo Santa Monica
  • Hilton Los Angeles Airport

    3月8日

  • Los Angeles International Airport
  • San Francisco International Airport
  • Fresh Choice
  • Computer History Museum
  • Best Western Plus Grosvenor Airport Hotel

    3月9日

  • Intel Museum
  • Harry's Hofbraw
  • Google Campus
  • SRI International
  • Golden Gate Park
  • Round Table Pizza
  • Best Western Plus Grosvenor Airport Hotel

    3月10日

  • Golden Gate Bridge
  • Fisherman's Wharf
  • Applebee's
  • Evernote
  • Union Square
  • OYAJI Restaurant
  • Best Western Plus Grosvenor Airport Hotel

    3月11日

  • San Francisco International Airport
  • P.F.Chang's
  • General Edward Lawrence Logan International Airport
  • Holiday Inn Express Cambridge

    3月12日

  • Babson college
  • Harvard University
  • Holiday Inn Express Cambridge

    3月13日

  • General Edward Lawrence Logan International Airport
  • Chicago O'Hare International Airport

    3月14日

  • 成田国際空港
  • 成田エアポートレストハウス

    3月15日

  • 羽田国際空港
  • 那覇空港




2015年の活動の振り返りと来年の方針(2)につづく

ICT Advent Calendar 2015 まとめ

怒濤の2015年が終わろうとしています。

ICT委員会恒例ICT Advent Calender 2015 です。ことしも北海道、東京、久留米、沖縄と全国のICT委員会から記事が集まりました。

珠玉の記事たちをお楽しみください。

その前に、2015年のICT委員会の活動を振り返ってみましょう。

ICTビジネスモデル発見&発表会(1月)
『Love Papa Project』 キャンパス部門最優秀特別賞
日本情報オリンピック本選(2月)
2名出場 受賞無し
起業家甲子園(3月)
『テキパキッチン♪』 jig.jp賞
KAKEHASHI project(3月)
ICT部員11名がロサンゼルス、サンフランシスコ、ボストンを訪問
ACM-ICPC 国際大学対抗プログラミングコンテスト 国内予選(6月)
『BitterSweets』22位 アジア大会出場
ETロボコン沖縄地区大会(9月)
デベロッパ部門 プライマリークラス『Foo_Bar_Baz』競技部優勝
高専プロコン(10月)
自由部門『SwipeTalk』敢闘賞
自由部門『VirtuaLive』敢闘賞
課題部門『Hazard Watcher』予選敗退
競技部門『進捗優先探索』特別賞
パソコン甲子園(11月)
モバイル部門『弁当計画』ベストアイディア賞
モバイル部門『ぼくらはヒーローズ』受賞無し
プログラミング部門『スポポトゥーン』審査委員特別賞
ETロボコンチャンピオンシップ大会(11月)
デベロッパ部門 プライマリークラス『Foo_Bar_Baz』受賞無し
CODE FESTIVAL2015(11月)
予選通過、本選出場
ACM-ICPC 国際大学対抗プログラミングコンテスト アジア地区つくば大会(11月)
『BitterSweets』22位
地方創生☆政策アイデアコンテスト2015(11月)
『JK政策』予選敗退
『BASIP -Basic Academic Skills Improvement Plan-』予選敗退
情報オリンピック予選(12月)
本選出場1名(Aランク)
うちな~ICTビジネスプラン発表会(12月)
『弁当計画』NICT賞、沖縄情報通信懇談会会長賞
『しゅうがくりょーこん』ICTビジネス研究会キャンパス賞
『SwipeTalk』IIA会長賞
『ぼくらはヒーローズ』受賞無し

2015年はICTビジネスモデル発見&発表会(2月)、情報オリンピック本選(2月)、起業家甲子園(3月)の出場が決まっています。

ICT委員会は今年の反省を活かして、2016年も活躍して欲しいと思います。

それでは全国のICT委員会のみなさん。良いお年を。


1日目(2015年12月1日)

@dnc_pop30 2年間のICT委員長業をふりかえって ~老害になりたい(「・ω・)「~

2日目(2015年12月2日)

@_remew_ つらい1年だった

3日目(2015年12月3日)

@blazblack0066 ブロンズの今年を振り返る

4日目(2015年12月4日)

@tanishi345 皆大好きたにしだよー(´・ω・`)

5日目(2015年12月5日)

@manae_manaway 副委員長就任の意気込み!と目標! ~感嘆符がやたら多くなってしまった~

6日目(2015年12月6日)

@shimamiz 風邪ひいた(´・ω・`)

@otama_jaccy 沖縄高専の人々と遊んだ日記

7日目(2015年12月7日)

@orisano 第26回高専プロコン競技部門 反省会場

8日目(2015年12月8日)

@ICT_yugosoviet 第26回高専プロコン懺悔場

9日目(2015年12月9日)

@rin_neko19 いままでを振り返るよ

10日目(2015年12月10日)

@girisiasinden 知ってた?今日おたこんの誕生日だってよ

11日目(2015年12月11日)

@matetya911 真面目そうで真面目じゃない少し真面目っぽい記事

12日目(2015年12月12日)

@yagamian_sobaya 1年を振り返るつもりが超絶暗くなった

13日目(2015年12月13日)

@kuro__koji__ ICT委員会に参加して・見て・触れて感じたこと

14日目(2015年12月14日)

@___rrr1130 ICT委員会に入って思ったこと。これからの目標ԅ( ˘ω˘ԅ)  

15日目(2015年12月15日)

@mitohato14 ICT委員会に入って…

16日目(2015年12月16日)

@mosmos_syrc しゅり's 2015年ハイライト & 来年の目標立てる

@m_kyoujyu 男子部員に激す!

17日目(2015年12月17日)

@nemu_sou ict委員会に入ってからの出来事、、、来年は(=゚ω゚)ノ

@KY_shio_masu ICT委員会に入って学んだこと・ICT委員会内生存計画

18日目(2015年12月18日)

@maruuusa83 A long time ago in ICT Committee far, far away....

19日目(2015年12月19日)

@37kt_ 自戒

20日目(2015年12月20日)

@Uchior ハムサンドイッチとは関係のない話

@YonaThrone_0000 電子工作するときに使ってきたソフトたち

21日目(2015年12月21日)

@kagamiz 老害の引退記事

22日目(2015年12月22日)

@ringoh72 ICTの人たちから伝染した技術系以外の趣味

23日目(2015年12月23日)

@___10riridk0 2015/12/23...JKとして歩んできた日々

24日目(2015年12月24日)

@gr33n4pp13 あいし〜てぃ〜

25日目(2015年12月25日)

@goya813 北海道楽しかった!

@natrium11321 無限面のサイコロは球なのか?

26日目(2015年12月26日)

@marin72_com 【ICTAdventCalender 26日目】ICTのチーム開発で足りないこと

27日目(2015年12月27日)

@m_kyoujyu 2015年の活動の振り返りと来年の方針(1)

30日目(2015年12月30日)

@m_kyoujyu 2015年の活動の振り返りと来年の方針(2)

31日目(2015年12月31日)

@m_kyoujyu 2015年の活動の振り返りと来年の方針(3)

@m_kyoujyu 2015年の活動の振り返りと来年の方針(4)

32日目(2015年12月32日)

@m_kyoujyu 2015年の活動の振り返りと来年の方針(5)

男子部員に激す!

※この記事は ICT Advent Calendar 2015 の16日目の記事です。

われわれ男子部員は、尊敬すべき先輩達に育てられ、いわばICT委員会はわれわれの父でもあり兄でもある。その恩義に報いるに、このような忘恩的行為に出なければならないのは何故であるか。

かえりみれば、男子部員は五年、ICT委員会で不本意な地位と待遇をうけ、一片の打算をも持たせざる教育を受け、又われわれも心からICT委員会を愛し、もはやICTの柵外の高専にはない「真の高専」をここに夢み、ここでこそ入学後ついに知らなかった男の涙を知った。 ここで流したわれわれの汗は純一であり、ICTの精神を相共にする同志として共にデスマの原野を馳駆した。このことには一点の疑いもない。われわれにとって高専は故郷であり、生ぬるい現代日本で凛冽の気を呼吸できる唯一の場所であった。先輩諸氏から受けた愛情は測り知れない。しかもなお、敢えてこの挙に出たのは何故であるか。たとえ強弁と云われようとも、ICT委員会を愛するが故であると私は断言する。

銘記せよ! 実はこの平成二十七年十二月十六日という日は、男子部員にとっては記念すべき日である。過去五年に亘って、男子の委員長を待ちこがれてきた男子部員にとって、決定的にその希望が叶えられた日である。論理的に正に、この日を境にして、それまで女子部員の下層に位置づけられてきた男子部員は、「人権が認められた部員」として認知されたのである。これ以上のパラドックスがあろうか。

われわれはこの日以後の男子部員を一刻一刻注視する。われわれが夢みていたように、もしICT委員会に男子部員の人権が残っているならば、どうしてこの事態を黙視しえよう。自らを否定するものを守るとは、何たる論理的矛盾であろう。男であれば、男の衿がどうしてこれを容認しえよう。我慢に我慢を重ねても、守るべき最後の一線をこえれば、決然起ち上るのが男であり武士である。われわれはひたすら耳をすました。しかしICT委員会のどこからも、「自らを否定するカーストを受け入れろ」という屈辱的な命令に対する、男子部員の声はきこえては来なかった。かくなる上は、自らの力を自覚して、女子部員の論理の歪みを正すほかに道はないことがわかっているのに、男子部員は声を奪われたカナリヤのように黙ったままだった。

われわれは五年待った。最後の一年は熱烈に待った。もう待てぬ。自ら冒涜する者を待つわけには行かぬ。しかしあと三十分、最後の三十分待とう。共に起って義のために共に死ぬのだ。ICT委員会をICT委員会の真姿に戻して、そこで死ぬのだ。生命尊重のみで、魂は死んでもよいのか。生命以上の価値なくして何のICT委員会だ。今こそわれわれは生命尊重以上の価値の所在を女子部員に見せてやれ。それは自由でも民主主義でもない。ICT委員会だ。われわれの愛する実績と伝統の委員会、ICT委員会だ。これを骨抜きにしてしまったカースト制度に体をぶつけて死ぬ奴はいないのか。もしいれば、今からでも共に起ち、共に死のう。われわれは至純の魂を持つ諸君が、一個の男子、真の武士として蘇えることを熱望するあまり、挙に出ずべきである。

M教授