13thに捧ぐ!一人暮らしで買うべきもの

もう少しで13thは卒業ですね。4月から沖縄を出て一人暮らしをする人も多いと思います。これから引っ越しをして一人暮らしを始めるに当たって買うべきもので、ちょっと見落としがちなものを紹介します。


* 養生テープ

ICTで大会に出るときの必須アイテム。引っ越しでも重宝します。

* はさみ、カッター

引っ越し先の荷ほどきになくてはならないものです。キャリーケースにいれて持って行きましょう。くれぐれも手荷物に入れないように。保管検査場で没収されます。

* メジャー

100均売ってる3mぐらいのを買いましょう。カーテンや、家具など買うときに大きさを計るのに使います。引っ越し1ヶ月ぐらいの買い物には必須です。

* ドライバセット

家具の組み立てなどに使います。ドライバセットは100均でも売っていますが、下の電動ドライバがオススメ

* 電動ドライバ

これがあると引っ越し先での家具の組み立てが劇的に楽になります。

BOSCHのIXO5を買うときは別売りのトルクアダプターを合わせてかうこと。そうしないとネジ頭をなめてしまいます。

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* 包丁

キッチンの基本は包丁です。よく切れるものを買いましょう。

三和は刃物の「和 NAGOMI」はよく切れ、簡単な手入れは新聞紙にこすりつけるだけ。研ぎ直し1回分のクーポン付きです。

nagomi.mitsuboshi-cutlery.com

* オーブントースター

アラジンのオーブントースターはグラファイトヒーターで瞬時に高温で加熱。なによりデザインがよい。

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* ちょい鍋

内地の寒い冬は鍋が一番!これがあれば手軽にぼっち鍋ができます。

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* 蛇口フィルター

内地の水道は沖縄と違って水圧が高く、食器を洗っていると水がはねて床が水浸しになります。100均でうっている蛇口につけるタイプのフィルターをつけると洗い物のときの水跳ねが激減します。

Amazon|クリタック(Kurita) 蛇口直結 クリペット F ブルー 日本製 CFB-144|蛇口直結型浄水器 オンライン通販

* 掃除機

安くて実用的なスティック型掃除機はこれ。すこしうるさいですが吸引力は問題ありません。

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* 敷き毛布

4月の内地はまだまだ寒いです。敷き毛布があれば最強。マイクロファイバーで肌触りがよくオフトゥンからでれなくなります。

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* 防災グッズセット

いざというときに自分をまもるものです。引っ越して落ち着いたら必ず用意しましょう。いろいろなセットが売られています。


あと1ヶ月足らずで引っ越しですね。よい新生活がスタートできるよう応援します。

4月からの一人暮らしのために買った物たち

  • 冷蔵庫

  ヤマダ電機 YAMADASELECT YRZF15G1 2ドア冷蔵庫

  • 洗濯機

  ヤマダ電機 YAMADASELECT YWMT45G1 全自動電気洗濯機 (4.5kg) ホワイト

  • 電子レンジ

  パナソニック 電子レンジ NE-FL221

  • 掃除機

  マキタ 充電式クリーナー CL107FDSHW

  • 炊飯器

  象印 IH炊飯ジャー 3合炊き 炊飯器 極め炊き NP-GV05-XT

  • アイロン

  パナソニック アイロン 衣類スチーマー NI-FS550-DA

  • フライパン

  RIVER LIGHT KIWAME極JAPAN フライパン 26cm

  ツヴィリング ヴァイタリティ Vitalityセット (シチューポット 20cm / ソースパン 16cm )

  • ケトル

  野田琺瑯 アムケトル 赤

  • 包丁

  三星刃物 和 NAGOMI 三徳包丁 18cm

  • まな板

  三星刃物 和 NAGOMI 銀杏のまな板(小)

  • 掛け布団

  無印良品 グレー羽毛掛ふとん・二層式/S

  • 敷き布団

  無印良品 洗えるマットレス・固クッション・シングル

  • まくら

  無印良品 ウレタンフォームチップまくら

  NEC Aterm WF1200CR

  • 工具

  BOSCH 電動ドライバー IXO5、IXO用トルクアダプター

ICT Advent Calender 2019まとめ

毎年恒例のICT Advent Calender 2019のまとめをお送りします。

2019年のICT委員会の実績をまとめてみました。

X-tech Innovation全国交流会(1月)
あっぷるもんぶらん。『SafetyPlus』グランドチャンピオン

シリコンバレー起業家育成プログラム(2月)
あっぷるもんぶらん。(1名)

起業家甲子園全国大会(3月)
あっぷるもんぶらん。『SafetyPlus』セプテーニグループ賞

ICTビジネスモデル発見&発表会(3月)
あっぷるもんぶらん。『SafetyPlus』アイ・オー・データ賞(スポンサー賞)

宮古スペースバルーンコンテスト(5月)
TAMAGO is not GOHAN Looop賞(スポンサー企業賞)

NICTオープンハウス2019」学生によるポスターセッション(6月)
あっぷるもんぶらん。『SafetyPlus』奨励賞

ICPC 2019 Yokohama Regional 国内予選(7月)
NeMiKoji  予選敗退(114位)

日本ゲーム大賞マチュア部門(10月)
うみとほし制作委員会『うみとほし』予選落ち

高専プロコン(10月)
競技部門 『押したら異世界転生した件について』ファーストステージ1-Lリーグ4位敗退、敗者復活戦R-Hリーグ1位通過、セカンドステージ2-Hリーグ3位敗退
課題部門 りんごのベーコン『UniHome』特別賞
課題部門 さやえんどう『うみまもる』受賞無し
自由部門 マンゴーごはん『GooTravel』日立製作所企業賞

パソコン甲子園(11月)
モバイル部門 あずきまっちゃ『ピクトル』受賞無し
モバイル部門 ここあ『おつかいウォッチ』受賞無し

ParadiseJam2019(12月)
TAMAGO is not GOHAN『ピースイDropper!』OADC賞
ちーむ さやえんどう『首里城♡かんらく』受賞無し
シクロウチ倉庫『ちゅくやっち』最優秀賞

Web×IoTハッカソン沖縄大会(12月)
MEMEs『美ら海まもる君』受賞無し

起業家甲子園沖縄地区大会(12月)
たぴすらずりwith山『CruiseCompass』NICT


1日目(2019年12月1日)

ひじかた(@cmyUE_public) PCK2019に参加した話

2日目(2019年12月2日)

じゅりし(@10riridk0) ICT委員会にサンタクロースは存在しない

3日目(2019年12月3日)

りお(@rio_k827) インターン参加記

4日目(2019年12月4日)

いも(@potepotetopote) まわるまぐろ

5日目(2019年12月5日)

微積(@BSK_BOON) Apple信者への道

6日目(2019年12月6日)

セビロ(@suitzealot_111) 今年作ったロゴ集

7日目(2019年12月7日)

よざ(@YonaThrone) 後輩って良いよね(2019年を振り返って)

8日目(2019年12月8日)

ふんど(@noname_303) アドベントカレンダーでふんどした

9日目(2019年12月9日)

らず(@razu404) えっ?!もう2019年終わるんですか?!)

10日目(2019年12月10日)

しゅり(@mosmos_syrc) ノンデザイナー私が書く「最低限のデザイン」

11日目(2019年12月11日)

やがみあん(@yagamian_sobaya) 学生向けクラウドサービスのつかいかた ~Azure編~

12日目(2019年12月12日)

ucpr(@u_chi_ha_ra_) # えー、2019年、諸行無常の響きあり

13日目(2019年12月13日)

nemu_sou(@nemu_sou) Goを始めて3日で何かを作る。あとひとり言

14日目(2019年12月14日)

mitohato14(@mitohato14) DIの話

15日目(2019年12月15日)

ねるねる(@Nerun_Eruneru) ここ三年間についての自分語り

16日目(2019年12月16日)

えびな (@ebina_hoge) 【TNGweek】研修旅行は台湾旅行

17日目(2019年12月17日)

ゆりな(@NaY4_archived) 【TNGweek】人工無能にTNGのメッセージを学習させて、ブログの本文を生成してみた

18日目(2019年12月18日)

かにぽよ(@canipoyo_onct) 【TNGWeeeek】【衝撃】真面目にアドベントカレンダーを書こうとするとどんな生活になるのか?/How Will Our Life Be If Write Advent Calendar?【マンガ記事】

19日目(2019年12月19日)

ひがし(@higashi136_2) 【TNGweek】“教授!違うんです!!”を自動化しよう

20日目(2019年12月20日)

isataku(@isa13taku) 【TNGweek】今回で最後にします...

21日目(2019年12月21日)

かりんと(@k41t_) 【必見】PC初心者だった僕が快適に作業をこなせるようになったnのライフハックと一年のまとめ

22日目(2019年12月22日)

wakimiko(@Yuuki_mnn) だいなみっくぷろぐらみんぐ!!!!!!

ハラショー(@harasho_mam) 今後やりたいこと

りいねこ (@rin_neko22) おりさの先輩と学ぶReact入門(ほんわか概要編)

23日目(2019年12月24日)

瑞(@shimamiz) オフシーズンは得られた経験を整理してみよう

24日目(2019年12月24日)

かかお(@e381x) 自作言語のインタプリンタを作るまで

25日目(2019年12月25日)

バター(@butter_0141) アドベントカレンダー遅刻部門で優勝したお話。

コーヤ・ロードアゲイン (@ringoh72) 面倒なことはlinterにやらせよう

26日目(2019年12月26日)

2tf(@2tfuyu) 私がリーダーではない私のプロジェクトが生えた

27日目(2019年12月27日)

きしりん(@Rin5270) バーモントえだまめたぴおかの作り方

28日目(2019年12月28日)

たぴおか(@tapiokamai) あと4日で2019年終わるってマ?ウケるね

29日目(2019年12月29日)

kurokoji(@kur0k0ji) 激動の2019 冷凍で鮮度十分

るいコ(@_rrr1130) 気づいたら5年間連続プロコンに参加してたね〜

30日目(2019年12月30日)

びーまか(@makabi_bmk) おばあちゃんの2019を振り返る

31日目(2019年12月31日)

ウエハラ(@urhara1107_s2) 委員長として過ごした1年

32日目(2019年12月32日)

M教授(@m_kyoujyu) ICT委員会の2019年の振り返りとこれから

ICT委員会の2019年の振り返りとこれから

 2019年が終わろうとしてます。今年もICT委員会は数々の成果と伝説を残してきました。

 この記事はICTアドベントカレンダー最終日(12月32日)の記事です。ICT委員会の2019年の活動を顧問の立場から振り返り、これからのICT委員会に向けて、私の今の考えを残していきたいと思います。

 昨日は委員長の記事でした。ウエハラは2年生委員長として良くがんばってくれました。TNGを始めとする限りなくクセの強い先輩達を相手に大変だったと思います。

urharrr.hatenablog.com

2019年の活動の振り返り

全チームが予選通過した

 今年は高専プロコンに自由・課題に3チーム応募して全て予選通過した。昨年4チーム応募したにもかかわらず、3チームが予選落ちして、通過したのが1チームしかなかったのに対し、今年は全チームが予選通過した。

 これはある意味予想外であった。毎年の事であるが今年がとりわけアイデアがでなかった。私は今年はこれまでと違って、ICT委員会の活動を通してこれまでよりも一歩引いた位置で見ていた。これまでだったらアイデア出しに乱入したりしていたが、今年は学生の方から相談がない限り、自分から積極的に係わることを自重した。

 一番最初にアイデアが固まったりんごの「ベーコンチーム」でもGWに入る直前、「さやえんどう」チームはGW後、「マンゴーごはん」チームは5月中旬であった。当然ながら企画書を作成し、それを練り上げる時間が無い。提出した企画書の完成度も低いものだった。私は正直、全チームが予選落ちすることを半ば覚悟した。ICT委員会は毎年予選通過しているが、自由・課題部門に応募しながら本選に出場できなかった学校は都城大会で24校もある。予選通過は決して甘くないのである。

 ところが蓋を開けてみると全チーム予選通過した。はっきり言って驚いた。これが今のICT委員会の実力なのかそれともまぐれなのか、そのどちかであるのかは苫小牧大会の結果を見るしかない。

 一方、パソコン甲子園である。パソコン甲子園のモバイル部門は第1回の2012年から2019年まで毎年予選通過していた。今年は2チームがエントリすることになっていた。しかし、各チームの活動を見ていると、高専プロコンと同様、今年は予選通過は難しいのではないかと考えていた。パソコン甲子園の企画書の締切は高専プロコンよりも約3週間遅い、例年だと高専プロコンのチームの頑張りに引きずられる形でアイデア出し、企画書作成をするのであるがこれが全く見られない。昨年の「チョコブラウニー」チームがそうであったが、ことしの「ここあ」「あずきまっちゃ」チームもほぼ同じ動きをしていた。

 パソコン甲子園の企画書作成は高専プロコンのそれよりも大変である。高専プロコンの企画書は12ページという制限があるが、パソコン甲子園の企画書にはページ数制限がない、従ってどこで満足するかが問われる。また、文章を各部分が多い。考えていることの言語化とそれを表現する日本語力が必要である。

 企画書作成を通して私に意見を求めることがほとんど無く、最終的にどのような企画書が作成したのかも分からない状況であった。

 このような中、2チーム応募した。本選出場チーム8チームのなかにICT委員会が2チーム予選通過するのは難しい。2チームとも落ちるとは思っていなかったがどちらかのチームは予選落ちすると予想していた。

 ところが、予想に反して2チームとも通過した。はっきり言って「まさか!」と思った。

 結果として高専プロコンもパソコン甲子園も応募したチーム全てが予選通過した。それ自体はとてもいいことであるのは間違いないのであるが、その後の展開をみるとICT委員会の最大の弱点である

「予選をとおす力はあるが、作りきれない/受賞出来ない」

ことをまたもや繰り返す結果になった。

昨年と同じことを繰り返した競技部門

 高専プロコン競技部門の結果は

ファーストステージ1-Lリーグ4位敗退

敗者復活戦R-Hリーグ1位通過

セカンドステージ2-Hリーグ3位敗退

であった。昨年の阿南大会と同じ結果である。いや、過去ICT委員会が繰り返してきたことを今年も繰り返してきたに過ぎない。ICT委員会が始めて高専プロコン競技部門に出場したのは2006年、今年で14回目である。過去、決勝戦まで残ったのは3回あり、そのうち特別賞が2回、準優勝が1回ある。それ以外の11回は今年とほぼ同じようなパターンで負けている。すなわち、

やっと完成するあるいはまだ完成しないまま沖縄を発ち、現地での初日の徹夜でやっと動かすことに成功し、バグで1回戦は敗退し、再度の徹夜で完成度をやっ> と上げ、敗者復活戦はかろうじて勝つものの、準決勝では全く歯が立たない。

というものである。

 そうなる過程もこれまでn回繰り返されてきたことである。

 4月にルールが公開されたときは一時的にモチベーションが高くなるが、5月の予選資料を提出後活動がほぼ停止する。競技部門なので予選落ちする心配が無いため6月の予選結果が発表されてからも特に感慨も無く漫然と過ごし、7月を迎える。7月は謎の余裕、8月は期末試験のため時間が溶ける。当然ながら夏休み中もほとんど進捗が生えない。気がついたら9月になり夏休み最終週の合宿を迎える。開発を本格化しようとするが、システム詳細説明書の提出をしなければならない。気がついたら大会への出発前日を迎える。

妖精が大活躍した

 今年は妖精さんが大活躍した。これまで、ここまで妖精さんが大活躍したことはない、大妖精さん、語彙漸減妖精さん、破壊妖精さんが活躍しました。

 妖精さんが活躍するということは本来のチームが炎上しているということに他ならない。開発に手一杯になり、ポスター、パンフ、プレゼンにまったく手を付けることができず、それに見かねて慈悲深い妖精さんが現れ、文字通り魔法のような力で作り上げていった。

 しかし、りしやびーまかが書いているように妖精さんたちは迷いながら仕事をしていた。

10riridk0.hatenablog.jp

b-mk.hatenablog.com

 今のICT委員会には開発の技術力の低下とそれ以上に進捗管理の力が落ちている。過去を振り返るとつよつよの7期生が老害になった2014年から2016年の状況に似ている。2017年と2018年は開発の方は綱渡り状態だったがプレゼンはりしとるいこの力でなんとかなっていたので妖精さんの出番はなかった(というより妖精さんになれる人材もいなかった)。

 本来、妖精さんもサンタクロースもいないのである。ポスターができていなくても、プレゼンがボロボロでもそれはそのチームメンバーが責任をとるべきである。そもそも3月で12期生は卒業する。妖精さんは本当にいなくなる。




今後のICT委員会に向けて

チームのあり方

 これまでn回言ってきたことであるが、メンバー毎に担当を決めるのはいいが過度な縦割りにしないこと。メンバーはせいぜい3~5人である。それぞれのメンバーが他人の作業に対してあまりにも無関心すぎる。開発担当のメンバーはプレゼンのことは知らないし、作りかけのプレゼンを見たこともない。そのため、プロダクトの機能全体がわからないまま本番を迎える。プレゼン担当は技術的内容を知らないばかりか、聞こうともしない。そのため、プレゼンのなかのシステム構成図が書けない。

 メンバーが集まって進捗確認する場合においても、進捗がある/ないの確認だけで、 技術的などんな問題につまづいているのか、それをどうやって解決したらよいのか具体的な議論をしあうことがない。他のメンバーの進捗がどうなっているのかリーダー以外は余り関心が無い。チームがチームとして力を発揮するためにはそれぞれに課された役割をきちんと果たすと共にお互いが補い合うことが大切である。

 ことしはラグビーワールドカップが日本で開催され、流行語大賞に日本チームのテーマ「ONE TEAM」が新語・流行語大賞に選ばれた。ラグビーの精神論によく言われる

「One for all, All for one」

と言う言葉があります。誰もがどこかで耳にしているはずです。この言葉が意味しているのは、

「一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために」

ということである。目的を達成するためにチームメンバー全員が努力しているはずだ。自分の担当部分をこなせば良いと言うものではない。チームの誰もが他のメンバーの事を気にかけ、完全に理解していなくとも何となく誰が何をしているのか知っているべきではないか。

 そして、他のメンバーのしていることが間違っていると思ったら指摘すべきである。こんなことを言ったら気分を害するかも知れないと思って遠慮すべきではない。すべては「一つの目的にため」である。

 大会が終わった後、各チームは反省会をしているがその内容をみてみるとよく分かる。どのチームも「反省点もあるけど、いいところいっぱいあったね。楽しかったね。」しか書いてない。良くなかったことに対して、なぜそれが起きたのか、今後改善するためにはどうすればいいのかが全く考えられていない。まるで仲良しグループの話し合いである。同じ過ちを繰り返すのも無理はない。

 そこまでして勝ちに拘る必要は無いのではないかと考える人もいるだろう。高専プロコンもパソコン甲子園も楽しく参加すればいいんじゃないか。それはそれでいい。それならそういう人はがんばって賞を獲りたいと思っている人とチームを組むべきではないし、ましてや妖精さんを招集するのは論外である。

 チームのあり方を今一度考えて欲しい。

ICT委員会に所属するということ

 ICT委員会は言うまでも無く部活である。同じ興味を持った学生が集まり、お互いを教え合い、切磋琢磨することによって部員が成長することを目指した部活といえる。

 各部員がICT委員会に入っている理由はひとりひとり違うだろう。大会に出て賞が獲りたい、就職に有利かも知れない、ICT委員会の頭おかしい部員が面白い等々。それぞれ違うかも知れないが、ひとつだけ考えて欲しい。ICT委員会に所属して様々な事を得ると同じぐらいICT委員会に貢献して欲しい。

 これは大会に出ろとかそういうことを言っているのではない。LTで発表してもいいし、後輩に何か教えてもいい、先輩に分からないことを聞くのも貢献のひとつである。ICT委員会において部員とコミュニケーションし、お互いを高めあえば良い。

 しかし、個人でイベントに参加するのに公欠の押印が欲しいから所属するというような自分だけの利益のためにICT委員会を利用するのは辞めて欲しい。

 ICT委員会という部活を維持するためには委員長のブログにあるとおり、大変な努力と労力が必要である。そして、ICT委員会を作っているのは委員長や顧問だけではなく、部員全員である。毎年、新入生が入部したいと思えるような部活にして欲しい。

ICT委員会はOBOGが作り上げてきました。今や全国的なレベルになっていると言っても過言ではないでしょう。そのICT委員会を引き継ぎ、より一層発展させてもらいたいと希望します。

2018年の振り返りと2019年の目標

このエントリは誰がなんといっても、ICTアドベントカレンダーの32日目の記事である(言い張る!)。

高専プロコンで3チームが予選落ちした

 ICT委員会は今年、高専プロコン自由・課題4チーム、競技1チーム、パソコン甲子園2チームの7チームを編成してスタートした。各チームが本選出場に向けて活動していたが、自由・課題で3チームが予選落ちした。

 ICT委員会は高専プロコンでは良くも悪くも一言で言うと「予選を通す力はあるが、受賞はできない」というのが特徴である。2014年から2017年までの4年間の全高専の自由・課題両部門の応募状況を調べてみると、本校の予選通過率は77%(10/13)で本校を超えていたのは「あの強豪」鳥羽商船高専の82%(9/11)のみであった。ちなみに、全高専の中で予選通過率60%以上であるのは6校しかなく、さらに本校は同期間中に全高専のなかで最も多い10テーマが予選通過している。

 ところが、阿南大会では4チーム中3チームが予選落ちしてしまった。本校の過去の成績から考えるとまさに「惨敗」である。「惨敗」した理由は、3チームそれぞれにあるが、共通して言えるのはチーム内でのディスカッション不足によるアイデア段階での深化が足りなかったことと、縦割りされた役割分担にあると私は考える。さらに、アイデアだし~企画書作成までにかける時間が圧倒的に不足していたことが拍車をかけている。予選通過した1チームは企画書作成に17日かけていた。一方、予選落ちしたチームはそれぞれ5日、7日、9日しかかけていない。実に半分以下である。

 都城大会では時間をかけて企画案を練り上げて応募してほしい。目標は全チーム予選通過!

パソコン甲子園でグランプリ奪還!

 パソコン甲子園2018モバイル部門でチームしろくまがグランプリを受賞した。2014年にグランプリを受賞して以来、ベストアイデア賞、ベストデザイン賞、ベストデザイン賞と続いていたので4年ぶりのグランプリ奪還であった。特にベストデザインが2年続いたので、デザイン面で少し手を抜こうとしていたところであった。今年もデモブースが本選出場チームのなかで一番きれいに出来ていたので、「またベストデザインか?」と危惧した杞憂に終わった。相変わらずパソコン甲子園の審査基準は毎年振れ幅が大きく読めないところがあり、グランプリを獲るのは難しい。

 また、今年の受賞チームは女子2人のチームであった。これまで本校では男女混合で男子が開発、女子がプレゼンという暗黙の役割分担があり、大会を通しての女子の技術力が向上してこなかったという悩みがあった。ところが、チームしろくまは女子2人で開発もプレゼンもそれぞれが役割を持っていた。女子だけで大会に出すプロダクトを開発したのはICT委員会史上初である。今後もこの傾向が続いて欲しい。

新委員長爆誕

 2018年12月27日、委員長が交代した。2年ぶりである。前委員長のりしには2年あまりの期間本当に感謝しかない。委員長の交代も諸事情から9月から12月まで延期していまいただただ申し訳なさでいっぱいである。 前委員長のICTアドベントカレンダーの27日目の記事はこれである。

10riridk0.hatenablog.jp

 このブログエントリには2つの大きな事実誤認がある。

 ひとつは消去法で選ばれたということ。私は消去法で委員長を選んだりしない。消去法で選ぶぐらいなら委員長不在でもよいと考えている。りしを委員長にするのは本人に打診する2~3ヶ月前にはすでに心に決めていた。というより、委員長にするために急遽副委員長に就任してもらったのが事実である。委員長になるべくして委員長になってもらった。

 もうひとつ、「私は本当に委員長になれていたのだろうか」という疑問である。ICT委員会には活動の大きな変革を担った歴代委員長がいる。ICT委員会を創設したあかね先輩。活動範囲を広げICT委員会の存在を全国に広めたなっちゃん先輩、急増する部員に対してICT委員会という組織を作り上げたきっき先輩、そして、40名を超える部員に対してリーダーとしてまとめ上げたりしである。部内のイベントを開催し、めんどくさい事務仕事をきちんとこなし、部員への告知に時間をかけ、私からの無理な供給にがんばって沿ってくれようとしてくれた。りしは、これまでに無い最も委員長らしい委員長であったと私は断言したい。あんまり褒めると本人が悶死するかもしれないのでこれくらいで辞めておく。

 ところで新委員長はウエハラである。1年生である。

urharrr.hatenablog.com

 過去、ICT委員会で1年の内に委員長になったのは初めてである。しかも選挙で選ばれた。票を集計したりしによれば接戦だったということであるが、本人が立候補して投票で最も多くの票をあつめた。1年前のウエハラは沖縄高専に入りたい、入ってICT委員会に入りたいと言ってた中学生だったのに、1年後にICT委員会の委員長になったことは本人が一番びっくりしていることと思うが、私も想像だにしてなかった。ウエハラの任期が1年で1年後にまた選挙があるのか、それとも長期政権となるのかはこれからの彼女の活躍にもよると思うが、私としては委員長としてじっくりと苦労して欲しい。(1年前シリコンバレーに行くのが夢と言ってたのに、2月末には叶えてしまって大丈夫か?)

ICT Advent Calendar 2018 まとめ

毎年恒例のICT Advent Calender 2018のまとめをお送りします。

ICT委員会部員の1年の振り返り(?)をお楽しみください。

その前に、2018年のICT委員会の活動をまとめてみました。

日本情報オリンピック本選(2月)
1名出場 受賞無し
シリコンバレー起業家育成プログラム(2月)
U150(2名)
ImagineCup(2月)
U150『つみきっず』1次選考通過、2次選考敗退
起業家甲子園(3月)
U150『つみきっず』審査委員特別賞、クラウドワークス賞、株式会社jig.jp賞、IBM BlueHub賞、パナソニック賞、YJキャピタル賞
ICTビジネスモデル発見&発表会(3月)
U150『つみきっず』女性起業家大賞、エネコム賞(スポンサー賞)
ちょこちっぷマフィン『おたすけじゅーる』審査委員会特別賞
野田総務大臣表敬訪問(7月)
U150
NICTオープンハウス2018」学生によるポスターセッション(7月)
U150『つみきっず』最優秀ポスター賞
UNITYインターハイ(10月)
チーム「EraseProject」『ERASE』受賞なし
高専プロコン(10月)
競技部門 『塗、無言、枡目にて。~私はずっとそうやって過ごしてきた~』予選P10リーグ4位敗退、敗者復活L7リーグ通過、決勝トーナメントコートI敗退
課題部門 ちーむたかそうなおにく『SafetyPlus』特別賞、DMM.com
課題部門 老害『Wi-Find』予選通過ならず
自由部門 ましゅまろココア『eMeeting』予選通過ならず
自由部門 TroPizza『あめぃじんぐ!』予選通過ならず
パソコン甲子園(11月)
モバイル部門 しろくま『What's Dish?』グランプリ
モバイル部門 チョコブラウニー『カゾクトコネクト』受賞無し
情報オリンピック予選(12月)
本選出場1名(Bランク指定校枠)
ParadiseJam(12月)
TAMAGO is not GOHAN『DYNAMIC DANCE』特別審査員賞
X-Tech Innovation2018沖縄地区大会(12月)
あっぷるもんぶらん。『SafetyPlus』優秀賞
起業家甲子園沖縄地区大会(12月)
あっぷるもんぶらん。『SafetyPlus』NICT
チョコブラウニー『カゾクトコネクト』受賞なし
しろくま『What's Dish?』受賞なし
WebxIoTハッカソン沖縄大会(12月)
We Love Maitake+『Sea Rise』グッドで賞
miss-code『パトウォーク』受賞なし


1日目(2018年12月1日)

じゅり(@10riridk0) 引退詐欺をしている委員長のつまらない話

2日目(2018年12月2日)

びーまか(@makabi_bmk) PCK2018のはなし

3日目(2018年12月3日)

kurokoji(@kur0k0ji) #procon29 競技部門参加記

4日目(2018年12月4日)

みずきち(@shimamiz) ICT委員会って進捗管理できたら最強だと思わない?

5日目(2018年12月5日)

きしもん(@KY_shio_masu) かなり濃ゆい1年を迎えて

6日目(2018年12月6日)

ねるねる(@Nerunerunitok14) パソコン甲子園2018に参加した話

7日目(2018年12月7日)

かりんと(@k4r1nt_) 忘れられたアドベントカレンダー

8日目(2018年12月8日)

マテ茶(@matetya911) 明日は眠そうな人の記事が書かれますよ。

9日目(2018年12月9日)

眠人(@nemu_sou) 逆求人行ってきた

10日目(2018年12月10日)

isataku(@isa13taku) Adobent Calendar 2018

11日目(2018年12月11日)

ゆりな(@NaY4_) cURLを使って遊ぶ

12日目(2018年12月12日)

やがみあん(@yagamian_sobaya) 自分のことを知る、ということについて

13日目(2018年12月13日)

Javakky(@foxgirl_nico) 僕がJavaでサーバーを建てるときに勉強したこと

14日目(2018年12月14日)

れみゅー(@remew) 後悔せずに生きるために

15日目(2018年12月15日)

Potate(@NonameReUnder) Unity3D クリックだけで3Dアクションゲー(脳死)を実装するやり方のお話

16日目(2018年12月16日)

りお(@rio_k827) 1年間やってきたこととかいろいろ

17日目(2018年12月17日)

manae(@manae_manaway) I will go to University ~受験して合格して大学に行ってきたはなし~

18日目(2018年12月18日)

kurokoji(@kur0k0ji) D言語のおはなし

たにし(@tanishi345) ポエム

19日目(2018年12月19日)

バター(@butter0141) クリスマスUnityまだ予約できます

ハラショー(@harasho_me) Advent Calendar (2018/12/19)

20日目(2018年12月20日)

ふんど(@noname_303) 今年を振り返りつつふんどした

21日目(2018年12月21日)

mito(@mitohato14) 一年の振り返り

22日目(2018年12月22日)

コーヤ(@ringoh72) 就職が心配されてなかった話

Gatyamin(@gatyamming) アドカレだよ~

23日目(2018年12月24日)

しゅり(@mosmos_syrc) 平成最後の振り返りです。

greenapple(@gr33n4pp13) Day 23 ICT Advent Calendar 2017 & Day 23 ICT Advent Calendar 2018

24日目(2018年12月24日)

るいコ(@rrr_1130) 振り返りとかについてのあれこれ

25日目(2018年12月25日)

ひがし(@higashi136_2) ジングルベルが止まらない

cmyUE(@kaito-mikkumiku) 僕がICTで今年やったこと

26日目(2018年12月26日)

まいたけ(@maitake4211) まいたけと呼ばれて二年

27日目(2018年12月27日)

わっさん(@wassan128) 『ショーヴェ洞窟壁画を知っていますか?』

元委員長(@10riridk0) 私は本当に委員長になれていたのだろうか

28日目(2018年12月28日)

wakimiko(@Yuuki_mnn) wakimikoの一年

29日目(2018年12月29日)

うちぱら(@u_chi_ha_ra_) 1年の振り返り.com

30日目(2018年12月30日)

宇江城陽太(@yota8181) 少なくとも活動報告ではないなにか

31日目(2018年12月31日)

新委員長(@urhara1107_s2) 色々ありました

32日目(2018年12月32日)

M教授(@m_kyoujyu) 2018年の振り返りと2019年の目標

2017年の振り返りと2018年の方針

この記事はICTアドベントカレンダー2017 32日目の記事です。

今日は2017年12月32日です。2017年を振り返りながら、2018年の目標・方針を立てることにします。

2017年の方針の振り返り

新委員長体制を確立する

 2017年りしは委員長としてとてもがんばった。歴代委員長の中でいちばん委員長業をしっかりやったと評価できる。そういう意味でこの方針は達成できたと言える。まあ、これは私の成果という面では全く無く、委員長のおかげである。

女子部員を増やす

 14期生にはほぼ定着した女子部員がいる。プログラミング技術の勉強をちゃんとして、男子部員を引っ張っていける存在に成長して欲しい。この方針も達成したと言える。これも委員長のおかげです。



まなうぇいにICT委員会に戻ってもらう

 まなうぇいはちゃんとICTに戻ってきてくれた。1年間留学したので考え方、興味が大きく変わったはずだが12月のうちな~ICTビジネスプラン発表会で起業家甲子園挑戦権、ICTビジネスモデル発見発表会全国大会の出場権を獲得するなど、既に著しい活躍をしている。これからもがんばって欲しい。とはいえ、これもリーダーシップを発揮してすばらしいプロダクトである『つみきっず』を開発した委員長と回らない寿司やメンバーのおかげである。

老害組をやっぱり放置する

 放置してみたら、老害チームは円満解散してしまった。想定の範囲内であったとはいえ、この老害ジンクスはなんとかならないのかと思う。

健康第一

 五十肩も11月ぐらいから良くなってきた。今年は特に大きな故障もなく過ごすことができた。しかし、大会引率後、疲労を回復するのに1週間ぐらいかかるようになってしまった。また、記憶力の低下が激しくミスが何度か起きた。来年は内部記憶に頼るのではなく、外部記憶を積極的に利用しよう。

2017年の目標の振り返り

 意欲的な目標を立てましたが、ほとんど達成できませんでした。でも、ICTの部員達は本当にがんばりました。賞をとれたチーム、取れなかったチームそれぞれが着実に成長していると確信します。
 達成できた目標は次の通り。

 <自由・課題部門>

  特別賞1チーム

 <モバイル部門>

  2チーム本選出場

  女子枠出場←女子枠ではなかったが指定校枠で女子が本選出場します

2018年の方針

 本校が高専プロコンに参加するようになったから12年、ICT委員会が設立されてから10年経つ。ICT委員会の歴史を考えてみると次のようになる。

  • ICT委員会ver.0.0(2006-2007)
     ICT委員会設立前夜。教員主導によるプロジェクト形式でチームを編成し、高専プロコンに出ていた。

  • ICT委員会ver.1.0(2008-2010)
     ICT委員会設立後、高専プロコン競技部門や競技プログラミングを中心として活動していた。チームでの活動というより、個人の集まりだった。 

  • ICT委員会ver.2.0(2011-2017)
     ICT委員会が組織化され、高専プロコンの自由・課題部門に出場したり、パソコン甲子園、各種ビジコンへと活動を広げた。部員数も2012年を境に急増した。

 これからは委員長が中心となってICT委員会ver3.0へとさらにバージョンアップして欲しい。委員長はブログでこれからのICT委員会は量より質を重視する方向性への改革を表明している。今の委員長のリーダーシップとそれを支える部員がいれば実現できる。しかし、改革には必ず痛みが伴うものである。私は顧問となってから10年経つ。ICT委員会の中で一番の老害である。老害は改革に抵抗しがちであるが、それではいけない。委員長の改革の邪魔にならないよう改革の歪みを受け止める役割に徹することにする。