2017年の振り返りと2018年の方針

この記事はICTアドベントカレンダー2017 32日目の記事です。

今日は2017年12月32日です。2017年を振り返りながら、2018年の目標・方針を立てることにします。

2017年の方針の振り返り

新委員長体制を確立する

 2017年りしは委員長としてとてもがんばった。歴代委員長の中でいちばん委員長業をしっかりやったと評価できる。そういう意味でこの方針は達成できたと言える。まあ、これは私の成果という面では全く無く、委員長のおかげである。

女子部員を増やす

 14期生にはほぼ定着した女子部員がいる。プログラミング技術の勉強をちゃんとして、男子部員を引っ張っていける存在に成長して欲しい。この方針も達成したと言える。これも委員長のおかげです。



まなうぇいにICT委員会に戻ってもらう

 まなうぇいはちゃんとICTに戻ってきてくれた。1年間留学したので考え方、興味が大きく変わったはずだが12月のうちな~ICTビジネスプラン発表会で起業家甲子園挑戦権、ICTビジネスモデル発見発表会全国大会の出場権を獲得するなど、既に著しい活躍をしている。これからもがんばって欲しい。とはいえ、これもリーダーシップを発揮してすばらしいプロダクトである『つみきっず』を開発した委員長と回らない寿司やメンバーのおかげである。

老害組をやっぱり放置する

 放置してみたら、老害チームは円満解散してしまった。想定の範囲内であったとはいえ、この老害ジンクスはなんとかならないのかと思う。

健康第一

 五十肩も11月ぐらいから良くなってきた。今年は特に大きな故障もなく過ごすことができた。しかし、大会引率後、疲労を回復するのに1週間ぐらいかかるようになってしまった。また、記憶力の低下が激しくミスが何度か起きた。来年は内部記憶に頼るのではなく、外部記憶を積極的に利用しよう。

2017年の目標の振り返り

 意欲的な目標を立てましたが、ほとんど達成できませんでした。でも、ICTの部員達は本当にがんばりました。賞をとれたチーム、取れなかったチームそれぞれが着実に成長していると確信します。
 達成できた目標は次の通り。

 <自由・課題部門>

  特別賞1チーム

 <モバイル部門>

  2チーム本選出場

  女子枠出場←女子枠ではなかったが指定校枠で女子が本選出場します

2018年の方針

 本校が高専プロコンに参加するようになったから12年、ICT委員会が設立されてから10年経つ。ICT委員会の歴史を考えてみると次のようになる。

  • ICT委員会ver.0.0(2006-2007)
     ICT委員会設立前夜。教員主導によるプロジェクト形式でチームを編成し、高専プロコンに出ていた。

  • ICT委員会ver.1.0(2008-2010)
     ICT委員会設立後、高専プロコン競技部門や競技プログラミングを中心として活動していた。チームでの活動というより、個人の集まりだった。 

  • ICT委員会ver.2.0(2011-2017)
     ICT委員会が組織化され、高専プロコンの自由・課題部門に出場したり、パソコン甲子園、各種ビジコンへと活動を広げた。部員数も2012年を境に急増した。

 これからは委員長が中心となってICT委員会ver3.0へとさらにバージョンアップして欲しい。委員長はブログでこれからのICT委員会は量より質を重視する方向性への改革を表明している。今の委員長のリーダーシップとそれを支える部員がいれば実現できる。しかし、改革には必ず痛みが伴うものである。私は顧問となってから10年経つ。ICT委員会の中で一番の老害である。老害は改革に抵抗しがちであるが、それではいけない。委員長の改革の邪魔にならないよう改革の歪みを受け止める役割に徹することにする。