M教授のつくりかた
この記事は ICT Advent Calendar 2014 の4日目の記事として書かれたものです.
現委員長のきっき、元委員長のなっちゃんに日々煽られながらも、学生のことを第一に考え、ICT委員会の「縁の下の力持ち」として日々努力している沖縄高専メディア情報工学科M教授のつくりかたを教えます。
1. 電話級アマチュア無線技師の免許をとる(13歳)
電気回路の基礎を学ぶことが出来ます。特に抵抗のカラーコードはこの時、覚えました。今の電気回路に関する知識の80%はこの時身につけました。
2.マイコンを自作する(14歳)
雑誌「トランジスタ技術」に連載されていたマイコンを自作しました。スペックは8bitCPU、クロック2MHz、メモリ256bytesでした。
3.参考書を自作する(18歳)
生物のホルモンの分野の自作参考を作りました。24ページで演習問題付き。発行部数30部ですが、某予備校で海賊版が出回りました。
4.理学部生物学科に入学する(18歳)
生物学を専攻するため理学部生物学科に入学しました。入学後に入ったサークルは生物研究会でした。
5.マイクロコンピュータ利用者認定試験に合格する(22歳)
合格率20.7%の難関試験でした。
6.卒論発表する(22歳)
卒論テーマは「ヨトウガMamestra brassicaeの変態に伴う視覚系及び嗅覚系の発達」
7.マイクロコンピュータ応用システム開発技術者試験に合格する(24歳)
現在の情報処理技術者試験の「エンベデッドシステムスペシャリスト試験」の前身となる試験です。
8.修士論文発表をする(24歳)
修士論文テーマは「キタテハ季節型発現の内分泌調節機構 -stageに伴う脳内ホルモン活性の物理化学的性質-」
9.原書論文を発表する(26歳)
Neuroendcrine reguration of the development of seasonal morphs in Asian comma butterfly, Polygonia c-aureum L.:Stage-depend changes in activity of summer-morphs-producing-hormone of the brain-extracts
おわかりいただけましたか?
このような支離滅裂な経歴でM教授はつくられています。
希少種なので煽らないで大切に扱ってください。