2016年の活動の振り返りと来年の方針(2017年の目標・方針編)
今日は2016年12月32日です。前回まで2016年を振り返ってきましたが、それを踏まえ顧問として2017年の目標・方針を立てることにする。
2017年の方針
新委員長体制を確立する
2016年11月、りしが第8代委員長に就任した。就任TLでりしは2年間委員長をすると明言した。
ICT委員会は今ではかなりの大所帯になってきた。忘年会には40人も参加していた。ICT委員会は高専の中のギークな学生が始めた勉強会から始まったが、今はかつてのようなとんがったやつらばかりではない。
前前前委員長のなっちゃんがツイートしているように、ICT委員会のあり方はなっちゃんの委員長時代とは変わってきている。
老害の思うICT と今のICT ってもう違うんだなあという気持ちになった.たしかに時代,部活の人数,出場する大会とかいろんな要因が変わったし,トップも何代も変わっていったしそんな感じなんだなあ?
— かぴばら (@marin72_com) 2016年12月24日
委員長1年目は過去なっちゃんやきっきもそうであったように、委員長業をよく分からず委員長らしいことができないことが多い。とはいうものの、委員長就任して2ヶ月間のりしを見ると早くも委員長としての雰囲気が出てきている。先輩に対してもどんどん言いたいことを言う。りし新委員長は、しゅりとmitoの力を借りながら、りしらしいICT委員会を作り上げていって欲しい。
来年はりしのリーダーシップとマネジメント力を伸ばすことに注力したい。りしの成長が、ICT委員会の飛躍に繋がっていると信じている。
技術力の底上げをする
ICT委員会の技術力はこの2年間低下の一途をたどっている。専攻科2年生と5年生の卒業に伴い失う技術力は決して少なくない。
沖縄高専は競技プログラミングもシステム開発も、ビジネスモデルも作ることのできるオールラウンドであることが最大の特徴であると自負している。開発するシステムでは技術面でのこだわりに裏打ちされた独創性が強みである。これだけのことをできる組織を持った高専は他には無い。もしかしたら国内唯一の存在かも知れないのではないか。
そのため、技術力低下は深刻なダメージとなる。幸い、今年から1day1problemなど、部員の技術の底上げの取り組みが自然発生的に起きている。来年はさらに電子工作部が発足することになっているし、他にも競プロ講座、デザイン講座、リーダー講座なども企画されている。
部員がお互いに学びあうことによって、高い技術力を維持して欲しい。
女子部員を増やす
この方針は毎年掲げている。ICT委員会はこの手の部活としては女子部員が多いのだが、各学年に2~3人である。来年も女子部員を確保したい。ICT委員会に入ってくる男子は多くの高専生がそうであるように、コミュニケーションが苦手で、声が小さく、いつも自信なさげで、でもプログラミングが好きで内輪で何か作って見せ合いながら盛り上がっている。こういうやつらの力を最大限発揮させるためには女子の力が不可欠である。
4ヶ月後に14期生が入学してくる。女子部員の確保がICT委員会の将来を決めると言って過言ではない。委員長ならびに新2,3年生の女子を中心として、女子部員確保のため戦略的な活動をして欲しい。
まなうぇいにICT委員会に戻ってもらう
まなうぇいは9月に留学のためカナダに旅立ち、2017年7月に帰国する予定である。カナダでは、戸惑ったり悩んだりしながらも留学を楽しんでいるようだ。留学での様々な経験をとおして、留学前のまなうぇいとは別人になって帰ってくるに違いない。
しかし、是非とも沖縄高専に復学し、ICT委員会に戻って欲しいと考えている。そして、活動を停止しているピュアの極み乙女、で世界を獲って欲しい。
ICT委員会一同待ってますよ!
老害組をやっぱり放置する
老害組が結成されると聞いた。老害組のみなさん、例年通り基本的には放置しますよ。ちゃんと予選通過してくださいね。温かい目で見守っています。
健康第一
去年ぐらいから学生からおじいちゃんと言われるようになって、自分でも歳だなあと自覚している。ここ数年、毎年どこかしら体を壊している。2016年は五十肩になってしまったが、2017年は何事も無く健康で過ごしたい。連勤も最大20日ぐらいに押さえたいと希望しています。ICT委員会のみなさん、私をいたわってくださいね。
2017年の目標
- 情報オリンピック2016/2017本選
春合宿参加
- 起業家甲子園
総務大臣賞または審査委員特別賞
- ICTビジネスモデル発見&発表会
総務大臣賞
世界大会出場
- 高専プロコン
<自由・課題部門>
最優秀賞または優秀賞1チーム
特別賞1チーム
<競技部門>
特別賞以上
<モバイル部門>
2チーム本選出場
2チームとも受賞
<プログラミング部門>
本選出場2チーム(内1チームは女子チーム)
8位入賞以上
- 情報オリンピック2018/2018予選
Aランク2名
女子枠出場
おわりに
2017年は始まったばかりですが、ICT委員会のスケジュールは既に3月までいっぱいです。
- シリコンバレー起業家育成プログラム(2月)
- 起業家甲子園(3月)
- ICTビジネスモデル発見&発表会(3月)
- ImagineCup日本予選(3月)
- シンガポールTeamLab視察(3月)
全国、いや、世界のICT委員会のみなさん!本年もよろしくお願いします。
2016年の活動の振り返りと来年の方針(2015年の目標・方針のふりかえり編)
前回まで、2016年にICT委員会の活動のよかったこと、わるかったことを振り返りました。
ここでは、1年前に立てた2015年の目標・方針に対して今年、どう取り組んできたのかふりかえってみる。
2016年の目標・方針のふりかえり
チームへの関与の度合いを見直す
年末になっちゃんに「M教授は開発にコミットしすぎ!」と怒られてしまいました。確かにアイデア出し、予選資料作成、開発、プレゼン、ポスターまでかなりコミットしてきました。この関わりを見なおしたい。そして主体的に取り組む姿勢を学んで欲しい。そうすると、予選落ちするかも知れない。それが実力なら、それでもよいと思う。ただ、誤解しないで欲しいのは決して見放すとか放置すると言う意味では無い。アドバイスを求めてきたら全力で応えるし、意見を求められれば忌憚なく答える。ただ、私の方から一方的に絡むのを控えるだけである。
基本的に各チームへの関わりをこれまでよりも一歩引いた。アイデア出しでも私の方から積極的にアイデアを出すのを控えた。もしかしたら、良いアイデアが出ず、予選敗退するかと危惧したが、ほとんど杞憂だった。開発においても積極的な関わりをしないようにしたが、結果として大会前には作り上げていた。
しかし、予選資料、開発、プレゼンで進捗が進まず、このままでは破綻するというギリギリのタイミングで介入したのは確かである。
委員長・副委員長連絡会議(仮)の設置
2016年度は委員長、副委員長と私で委員長・副委員長連絡会議(仮)を週2回ぐらい定例で行いたいと考えている。意図は2つある。ひとつは、うしお、まなうぇい、しゅりの経験不足を補うためである。もうひとつは私が前面に出るのを控えて、委員長・副委員長主体でICT委員会を運営して欲しいからである。
毎週、月曜日と水曜日の朝8時から委員長・副委員長連絡会議を開催した。これは1年間定例的に実施できた。ICT委員会の組織的な活動に十分役に立ったのではないかと思う。
来年度は委員長と副委員長2名はいずれも3年生である。毎週の連絡会議を通して、ICT委員会をよりよい部活になるよう考えて欲しいし、マネジメント力の向上を図って欲しい。
チーム編成改革
これまで委員長と私で高専プロコン、パソコン甲子園のチームをほぼ独裁的に決定してきた。独裁的とは言え闇雲に決めていたのでは無く、各部員の適性、技術力、相性、クセ等を考慮して決めてきた。2016年はこのやり方を変えようと思う。どう変えるか含めて部員に決めて欲しいと思う。これまでのように独裁政治が良いのか、それとも集団指導体制がよいのか、原始共産制をとるのか部内で議論して欲しい。
2015年度のチーム編成は結果をとして、これまでのチーム編成と同じ方法をとった。すなわち、顧問である私と委員長・副委員長とで部員の希望をくみつつ、バランスを考えてチーム編成をした。
年末に実施した委員長による個人ヒアリングではチーム編成について良かったという意見がある一方で改善すべきと言う意見が部員からあった。
2016年度はチームリーダは立候補制にすることにした。チーム編成に関して実験的な取り組みをする一年である。
飛躍の準備期間とする
3月でなっちゃん、まるさ、gyが卒業してICT委員会の戦力が大きくダウンしました。こんどは、きっきとkagamizが卒業するが、それを補うだけの戦力増強がこの1年でできたとは思えない。高い跳躍のためには一度大きくしゃがみ力を蓄えることが必要である。2016年のICT委員会はほとんど実績が残せないのでは無いかと危惧している。しかし、それだけではいけない。内部でじっくり力を蓄える1年にしたい。現1,2年生の成長を期待する。
結果として、今年のICT委員会は私が予想したよりも大きな成果を残した。ICT委員会を発展させてくれた諸先輩が卒業した後に残った部員は自分達らしい形でICT委員会を作り上げた。確かに技術力は落ちたかも知れない、しかし、先輩が残してきた数々のレガシーが今のICT委員会の原動力となっているのは確かである。
来年は今年、著しく成長した新3年生を中心にICT委員会の新時代を築くものと確信している。
老害チームを放置する
方針通り老害チームを放置した。結果は既に書いたとおりである。老害チームが老害ジンクスを破れなかった原因は老害ひとりひとりが一番分かっているはずである。卒業まであと3ヶ月足らずである。卒業までに反省し、今後に活かして欲しい。
健康第一
2014年は入院、2015年はぎっくり腰になった。2016年は、一年間健康で過ごしたい。まあ、これはICT委員会としての方針では無いかも知れないが、私が健康を崩すと少なからずICT委員会に影響を及ぼしてしまう。現にICPCへの引率が急遽できなくなってしまった。2016年はこういうことが無いよう健康に第一で行きたい。
今年は健康第一を目標としてあげたが、結局、秋口から五十肩になってしまった。今も月2,3回整形外科に通っている始末である。そろそろ無理が効かない歳になってきたということだろうか。2017年は無理を控え、健康な1年間を過ごしたいものである。
それにはICT委員会のみなさんの協力が必要です。是非ともよろしくお願いします。
2016年の活動の振り返りと来年の方針(わるかったこと編)
2016年の活動の振り返りと来年の方針(よかったこと編)に引き続き、わるかったことをまとめてみる。
わるかったこと
1位:高専プロコン競技部門が人力だった
高専プロコン競技部門が人力だった。しかし、これは競技部門のルールがどうこういう話ではなく、競技部門のチームはシステムを完成させなかった。今年の競技部門のルールがコンピュータで解くのは余りに困難であったため、システムを完成させていたであろう他の高専も最終的には人力で解いていたが、本校はそもそも人力で解くしかかなったのであるどんなルールであろうが、本校は人力で解くしかなかったのだ。
競技部門のチームは部員の中でもアルゴリズム力のあるメンバーで構成した。いわばICT委員会での競技部門としてドリームチームを結成したつもりだった。それは、2014年が準優勝、2015年が特別賞という結果を受けて本年度も準優勝以上を狙ったためである。
しかし、結果は大会出発まではシステムは動かず、現地でかろうじて動くものを作ったが試合中にトラブル発生。人力で解くしかなく、結果は1回戦通過、準決勝敗退であった。
原因は明らかである。チームがチームとして成り立っていなかった。チームでのミーティングも4月の応募から10月の大会まで数えるしか行っていなかったのではないか。最初にお互いの分担を決めただけで、ほとんど放置状態。お互いの進捗確認もしていないようだった。
やはりチーム力が重要である。チームとして活動するからこそ開発が進むのである。スケジュールを立て、そのスケジュールを守るために1人でこつこつ開発を進めることのできる強い人間はほとんどいない。
2位:老害組が高専プロコンの予選に落ちた
ICT委員会にはジンクスがある。それは5年生が高専プロコンのチームを組むと予選落ちするというジンクスである。2012年と2014年がそうであった。
今年は5年生を中心として、『万人塗色 -みんなで塗ろう、歩いた"キセキ"-』を応募した。結果は予選に落ちた。ジンクスを破ることができなかったのである。原因は競技部門と同じ、チームとしての活動ができていなかった。
アイデア出し段階からリーダーのりんちゃんだけががんばっており、他のメンバーは活動にはほとんど参加していなかった。少なくとも私の目にはそう写った。予選資料も書き始めから2~3日で提出している。予選資料を今から見ても、何をするシステムなのか説明が不十分で伝わらない。アイデア自体も独創性がほとんど感じられないものである。
私は予選に落ちるだろうと予想していたが、案の定その通りの結果となった。来年度も高専プロコンで老害チームを結成すると聞いた。メンバーを見ると不安しかない。このブログを読んでいる来年の老害チームのみなさん、私の予想をいい意味で裏切ってジンクスを破って欲しい。
3位:パソコン甲子園が応募段階でリタイヤした
今年、パソコン甲子園モバイル部門に1チームンエントリーし、ベストデザイン賞を受賞した。しかし、応募段階では2チームエントリする予定だった。
去年、ベストアイディア賞を受賞した前委員長にリベンジでグランプリを獲ってもらうためのチームである。チームメンバは自分の好きなメンバーを最優先で選ばせた。いわば、前委員長的には自分で選んだドリームチームあったはずである。
しかしながら、アイデア出し段階で行き詰まり、エントリーを断念した。私としては彼らに高いものを求めていたので、出て来るアイデアにダメ出しをし続けた。出てきたアイデアに対し、思いつきだけではなく深みを要求した。
その段階でまるで心が折れたようにエントリーを断念した。まるでパソコン甲子園に対して強い思いがあるわけでは無く、出ろと言われたから出ましたと言わんばかりの対応だった。非常に残念なことである。
4位:数学甲子園予選で大敗した
これに関しては一言だけ、「数学ちゃんと勉強しろ!問題は順番に解くんじゃなく、解けるものから解け!」
2016年の活動の振り返りと来年の方針(よかったこと編)
今日は大晦日。2017年を迎えるにあたって、ICT委員会の今年の活動を振り返りながら、来年の方針について書くことにする。
今年のICT委員会の活動はここでまとめたように2月の情報オリンピックから始まり、12月のうちな~ICTビジネスプラン発表会まで、1年間で13のコンテストに挑戦し、9のコンテストで何らの受賞をしている。これは全て部員の努力の結果である。
来年度の方針を考える前に、今年の振り返りに代えて、「よかったこと」「わるかったこと」をまとめてみたい。
よかったこと
1位:ピュアの極み乙女、がすばらしい活躍をした
ICT委員会はこれまで数々のコンテストで受賞経験があるが、実は全国大会での優勝経験は無く、準優勝止まりだった。ICTビジネスモデル発見&発表会はICT委員会として初めての全国優勝だった。
当時1年生だったピュアの3人がこれを果たしたのは本当に驚きである。本選でのピュアのプレゼンは本当にすばらしいものでだった。今から思い返してもあれを超えるプレゼンがICT委員会でできるのかと思えるほど奇跡のプレゼンだった。 それはもちろんピュアの3人の努力の結果である。
ピュアたちの活躍は『ICT48誕生ものがたり』としてブログにまとめてあるので、詳しくはこれを読んで欲しい。
2位:高専プロコン自由・課題、パソコン甲子園で大会前にシステムが完成していた
高専プロコンやパソコン甲子園では課題を解決するシステムを提案し、それを完成させ、第三者に訴求するコンテストである。そのためには、提案したシステムを完成させることは必須である。しかし、これが過去2年間できていなかった。
私はこれまでも「完成させること」を何度となく開発グループのリーダー、メンバーに言ってきたが、スケジュール管理とリスク管理の甘さから、完成できていなかった。完成していない状態で大会へ出発し、大会前日現地で開発するも満足な動作をせず、大会2日目は半ばごまかしながらデモ審査に臨む始末であった。
しかし、今年は高専プロコンの3チーム、パソコン甲子園の1チームの全てのチームが大会前に不十分ながらも動く状態まで仕上げた。完成させるというのは当たり前のことであるが、この当たり前のことがやっとできた。これが今のICT委員会の実力である。
しかし、来年は「完成させる」だけではなく、「完成度を上げる」というワンランクアップして欲しい。
3位:高専プロコン自由部門で特別賞を受賞した
今年のプロコン自由・課題部門では自由部門でちーむまぐろの『DiscussionNavi』が特別賞を受賞した。高専プロコン自由・課題部門での受賞は3年ぶりである。過去2年間は予選は通過し、本選には出場するものの受賞はできていない。そういう意味では特別賞は私としては来年に繋がる嬉しい結果であった。
ただ、チームリーダであるみなみゅんは『受賞したけど悔しくて苦しいのはなぜなのか』に書いているように、本人としては悔しい結果であったようだ。確かに悔しいのかも知れない。もう一つ上の賞を獲りたかったのは分かる。しかし、悔しく思えるというのは後から思えば後悔することがあったにしろ、開発しているときの自分は限界までがんばったと思えるからである。手抜きをして取り組んだ結果であるなら、「まあ、そんなもんだよね」で済むはずである。みなみゅんには今年の経験を来年に活かすと共に、後輩の育成に力を入れて欲しい。
4位:情報オリンピック予選で2名がAクラス本選出場する
12月に実施した情報オリンピック予選で2名がAクラスで本選出場することになった。これまでICT委員会は毎年情報オリンピックの本選に出場しているが、指定校の地域枠で1名出場、または、Aクラスと地域枠で2名出場というパターンが多く、Aクラス2名出場するのは2006年、2014年の2回のみである。
ここ2年ぐらいICT委員会の競技プログラミング力の低下を危惧してきたが、ある程度の実力を維持してきているのは間違いない。今年は1day1problemのように良い取り組みも始まった。ICT委員会の競技勢には特に下級生の底上げをして、久留米高専プロラボ部に負けないで欲しい。
5位:んがぽーるとシリコンバレー旅行をゲットした
高専プロコンで『いちにのさんしん♪』がTeamLab賞の副賞でシンガポール旅行を、起業家甲子園出場権を得た『DiscussionNavi』がNICTの「シリコンバレー起業家育成プログラム」でシリコンバレー研修に参加することになった。
昨年は外務省のKAKAHASHI projectで米国を訪問したが、今年も海外に行くことが決まった。ICT委員会が国内だけではなく海外に出るようになったのは活動の範囲が広まったというべきであろう。
6位:うちな~ICTビジネスプラン発表会でワンツー・フィニッシュした
12月のうちな~ICTビジネスプラン発表会でエントリーした全チームが受賞した。大会のレベルからすれば半ば当然ではあるが、入学したときから「起業家甲子園に行きたい」と言っていたりしがその目標を果たしたことと、るいこがICTビジネスモデル発見&発表会に出場することになり連覇を狙える。来年3月の結果が楽しみである。
ICT Advent Calendar 2016 まとめ
2016年があっという間に過ぎ去ろうとしています。
ICT委員会恒例ICT Advent Calender 2016です。
ことしは東京、久留米、沖縄だけではなく、カナダからも記事が届き、国際的なAdvent Calenderになりました。
珠玉の記事たちをお楽しみください。
その前に、2016年のICT委員会の活動を振り返ってみましょう。
- 日本情報オリンピック本選(2月)
- 1名出場 受賞無し
- ICTビジネスモデル発見&発表会(2月)
- 『しゅうがくりょーこん』 総務大臣賞(キャンパス大賞)
- 起業家甲子園(3月)
- 『プランチボックス』
Yahoo!賞、株式会社NTTデータ賞 ~「豊洲の港から」乗船券~- G7 ICTマルチステークホルダー会議 特別プレゼンテーション(4月)
- ピュアの極み乙女、『しゅうがくりょーこん』
- ACM-ICPC 国際大学対抗プログラミングコンテスト 国内予選(5月)
- 『ICT48』32位 アジア地区つくば大会出場
- 数学甲子園(8月)
- 『赤点m@thter』予選敗退
- 愛媛大学工学部情報工学科プログラミングコンテスト(8月)
- 優秀賞4名、敢闘賞14名
- SUPERCON(8月)
- 『tsuraMI』受賞無し(第7位)
- 高専プロコン(10月)
- 自由部門『いちにのさんしん♪』敢闘賞、TeamLab賞
- 自由部門『DiscussionNavi』特別賞
- 課題部門『MultiView360』敢闘賞
- 課題部門『万人塗色 -みんなで塗ろう、歩いた"キセキ"-』予選敗退
- 競技部門『罪深さ優先探索』1回戦通過、準決勝敗退
- ACM-ICPC 国際大学対抗プログラミングコンテスト アジア地区つくば大会(10月)
- 『ICT48』25位
- パソコン甲子園(11月)
- モバイル部門『ふぁみここ』ベストデザイン賞
- プログラミング部門『アルバコア』第6位(入賞)
- プログラミング部門 もうひとつの本選『工藤忍北条加蓮』第8位(入賞)
- e-ZUKAスマートフォンアプリコンテスト(11月)
- 『レンタッチ』TRIART賞、パソナテック賞
- 情報オリンピック予選(12月)
- 本選出場2名(Aランク)
- うちな~ICTビジネスプラン発表会(12月)
- 『DiscussionNavi』
沖縄情報通信懇談会会長賞
NICT賞
起業家甲子園挑戦権
シリコンバレー起業家育成プログラム参加権
- 『いちにのさんしん♪』
キャンパス部門最優秀特別賞
ICTビジネス研究会キャンパス賞
ICTビジネスモデル発見&発表会出場権
- 『ふぁみここ』
フロム沖縄理事長賞
- 『Weather Coordinate』
AGIS会長賞
来年は
2017年もICT委員会は全力で走りきります。
それでは全国、いや世界のICT委員会のみなさん。良いお年を。
1日目(2016年12月1日)
@m_kyoukjyu
来年も1年がんばるぞい!
2日目(2016年12月2日)
@ringoh72
Kick-ass 1day-1pro Carnival
3日目(2016年12月3日)
@_remew_
メンタル弱者が送るメンタル応急処置
4日目(2016年12月4日)
@u_chi_ha_ra_
1年の振り返りと思ったこと
5日目(2016年12月5日)
kimaguro
ICT委員会1年目の振り返り
6日目(2016年12月6日)
@pure_4183
振り返りのような何か...
7日目(2016年12月7日)
@maruuusa83
なんかわかんないけど手を動かしたい
8日目(2016年12月8日)
@mosmos_syrc
パソコン甲子園ひとり反省会。
9日目(2016年12月9日)
@rin_neko22
デザイン力をつけるには
10日目(2016年12月10日 カナダ標準時)
@manae_manaway
I'm in Canada.
11日目(2016年12月11日)
@kurokoji
あー ねんまつ
12日目(2016年12月12日)
@yagamian_sobaya
ンガポール誕生秘話
@Luzhiled
JOI予選までにこの弱い頭はなんとかなったのでしょうか
13日目(2016年12月13日)
@YonaThrone_0000
沖縄高専ICT委員会電子工作部爆誕!
14日目(2016年12月14日)
@shimamiz
まぐろちーむが最高なので紹介します
15日目(2016年12月15日)
@blazblack0066
ホワイトハッカーズという最高に最高で最高な集団
16日目(2016年12月16日)
@KY_shio_masu
マース・きしもんの生存録
@marin72_com
GitHub勉強会を開催するので,git/GitHubについて書きました
17日目(2016年12月17日)
@potate114514
今年一年間を振り返って
@rio_k827
ICTでの1年を振り返る
@makabi_bmk
ビジコン感想&これからの目標
18日目(2016年12月18日)
@nemu_sou
寝ても眠いのは違憲
Sho
今年の振り返りと最近のこと
@sklbrasion
一年を振り返って
19日目(2016年12月19日)
@mitohato14
今年のまとめ
20日目(2016年12月20日)
@miza
出会いについて、そして沖縄
21日目(2016年12月21日)
@10riridk0
副委員長歴3ヶ月ちょっとのわたしがなぜか委員長になった話【前編】
22日目(2016年12月22日)
@LatteMalta
JOI春合宿にいくために
@LEO_GALiLEO
1年ぶりにブログを書いた
23日目(2016年12月23日)
@kagamiz
KCSは復活するのか?
24日目(2016年12月24日)
@bogy64_n_
一年の簡易版説明会
@rrr1130_A
去年の自分と比べてみて。~2016.12.24のアドベントカレンダー~
25日目(2016年12月25日)
@10riridk0
副委員長歴3ヶ月ちょっとのわたしが委員長になった話【後編】
番外(2016年12月31,32日)
@m_kyoujyu
2016年の活動の振り返りと来年の方針(よかったこと編)
@m_kyoujyu
2016年の活動の振り返りと来年の方針(わるかったこと編)
@m_kyoujyu
2016年の活動の振り返りと来年の方針(2015年の目標・方針のふりかえり編)
@m_kyoujyu
2016年の活動の振り返りと来年の方針(2017年の目標・方針編)
来年も1年がんばるぞい!
※この記事は ICT Advent Calendar 2016 の1日目の記事です。
毎年、年末か年始に病気の早期発見のため人間ドックを受診しています。
今年もお世話になったのはここ。徳洲会新都心クリニックです。4~5年お世話になっています。
受付は4階なのでエレベータで上がります。
受診したのは半日コースです。
問診票と検尿、2日分の検便を渡して受け付け終了。まず、検査着に着替えます。
* 身体測定
身長171cm、体重67.8kgでした。体重は毎年、新記録を更新しています。
* 血圧測定
五十肩で右手が上がらず、測定器に腕を突っ込むも激痛が・・・
後で再検査されました。
* 採血
いつも通り、試験管に3本ほど採られました。
* 胸部X線検査
「右腕を上げて下さい」と言われましたが、「肩が上がらないんです(´・ω・`)」と言って、オラウータンみたいに腕を上げて許して貰いました。
* 心電図
不整脈とか異常はなかったそうです。
* 腹部エコー
毎年の事ですが、脂肪肝だと言われました。原因は言われなくても分かってますって!
* 聴力、肺活量、眼底・眼圧検査
特に異常はありませんでした。
* 胃カメラ
これが一番嫌い。検査自体は麻酔をかけて貰っているので記憶が無いので良いのですが、その前に喉に麻酔液をスプレーされるのがツライ。辛すぎる!これが無ければ良いのにといつも思います。
検査が終わったら別室の別途で目が覚めます。いつも麻酔で意識を失う瞬間をとらえようとするのですが、どうやら瞬間的に意識が無くなるようで、「薬をいれます」の次の瞬間が別途の中です。麻酔って本当に怖いね。
* 内科診察・結果説明
毎年なのですが、やる気のない感じのおざなりな説明。お医者さんも人間ドックなんかやりたくないんだろうなあ、という気持ちがひしひし感じます。まあ、いいんだけどね。
これで、健診は終了ですが、この病院の人間ドックは終わった後、アロママッサージを受けることができます。足のマッサージをお願いしたのですが、足裏のマッサージが、許して~と言いたいぐらい痛かった。でも、終わった後、足が軽くなったように感じるのは最高です。
その後、食事が出ます。口にかすかに麻酔が残っていますが、朝食も食べていないし、水も飲んでいないので完食。ごちそうさまでした。
人間ドックは全部で3時間半でした。時間は短いのですが、精神的にも肉体的にも疲れます。
勤務先の補助があるので、支払額はこれだけ。本当は35kぐらいかかるので1/3の値段で受診できました。
検査結果は1ヶ月後ぐらいに来るみたいですが、特に異常は無かったようです。
体が大丈夫そうなので、来年もICT委員会顧問として激務に耐えられそうです。
でも、だんだんおじいちゃんになって来ているのでICT委員会のみなさん、お願いですから私をいたわって下さい。
明日の2日目は、これからのICT委員会の競プロ部門をしょって立つ @ringoh72 です。
ICT48誕生ものがたり(未来編)
今回の顧問としての指導方針
ICT委員会顧問として、今回、密かに指導方針を立てた。全てはピュアのパワーアップのためである。
るいこに負荷をかける
2月のICTビジネスモデル発見&発表会ではプレゼンの構成上、CTO役のるいこの出番が少なかった。今回のプレゼンではるいこの出番を大幅に増やすことによって、るいこに負荷をかけることにした。かなりのプレッシャーがかかるかも知れないが、これを乗り越える過程でのるいこの成長に期待した。
その結果、るいこがプレゼンを担当するスライドが9枚から16枚に増えた。一方、じゅり氏が17枚から14枚に、まなうぇいが10枚から7枚に減った。スライドの枚数からみるとるいこの担当部分が一番多い。さらに、英語で話すページもあり、るいこの負荷は激増している。
るいこはこの期待に十二分に応えてくれた。この経験が今後、るいこの財産になることを期待している。
じゅり氏にリーダとして成長を期待した
ピュアは3人とも、自分の役割をきちんと自覚していて、常に自分ができることを探して仕事をすすめるので、リーダとしては比較的楽かもしれない。そこで、本人は気がついていないかも知れないが、今回、じゅり氏への指示を増やした。リーダとしての成長を促すためである。
また、じゅり氏は雑用仕事を積極的に引き受けた。雑用とは、やらなければいけないが、3人の役割の狭間にある担当が明確になっていない仕事のことである。リーダにとって、雑用仕事を引き受けることは重要である。チームの目的はプロジェクトを成功させること、そのためにはメンバのパフォーマンスを最大化が必須である。そのため、雑用仕事をリーダが行いメンバが目の前の仕事に集中させるのが良い。
今回のプレゼンを通して、じゅり氏はリーダとして一段階成長した。ICT委員会全体を引っ張っていける存在となるよう、今後のさらなる成長を期待する。
まなうぇいに英語プレゼンを学ばせる
今回は同時通訳がついていたので、日本語でプレゼンしても良かったが、プレゼン資料は英語にする必要があった。プレゼン資料の英語化はまなうぇいが担当した。
まなうぇいによる翻訳作業はだいぶ苦戦していた。私の妻やY先生の添削が全面的に入っているので、まなうぇいが翻訳した部分かなり変わってしまっているかも知れない。プレゼン資料そのものは日本語で作られたものを翻訳しただけなので、英語プレゼンらしくない作りにはなってしまっているが、今回の経験がこれから役立つに違いない。
将来、自分の考え(これ大事)を英語で発信できるグローバルな人材になるための一歩となったと確信している。
良かったこと
良かったことはたくさんある。
ピュアの3人がそれぞれ大きく成長したこと
ピュアのプレゼン資料作成力がパワーアップしたこと
大きな舞台でのプレゼンを成功させたこと
普通の学生ではあり得ない貴重な体験ができたこと
高松のうどんが美味しかったこと
栗林公園が予想通り広いことがわかったこと
高松空港にうどん出しの出る蛇口があるのは都市伝説ではなかったこと
反省すべきところ
今回、高松に行く直前、私が登壇することが決まってから、私は自分の事でいっぱいいっぱいになっていた。ピュアの3人を気遣う余裕が全く無くなっていた。私以上にピュアたちはプレッシャーと緊張感で押しつぶされそうになっているはずなのに、私は何もできなかった。それより、ピュアたちの笑顔と気遣いに私の方が救われた。ある意味、顧問として大失敗である。どのような場におかれても、もっとどっしり構えることができるよう人間的にもう一回り大きくならなければと痛感した。
ピュアのこれから
「ピュアの極み乙女、」の活動は(おそらく)ここで休止状態となる。高専プロコンもパソコン甲子園もピュアの3人は別々のチームである。ピュアの活動が再開するとしたら来年の秋以降になる。ピュアのチームワークは最高である。このチームワークが最大の強みである。
ピュアの最大の課題は技術力である。しゅうがくりょーこんぐらい自分たちで実装できる技術力をこれからつけて欲しい。そうすれば、ピュアは最強チームになるだろう。
ICT委員会の顧問としてピュアの活躍に期待したい。
「ピュアの極み乙女、」のブログ
ここまで私からの目線で書いてきたが、ピュアのそれぞれのメンバのブログを合わせて読んで欲しい。
じゅり氏
まなうぇい
るいこ
おわりに
71日間に及ぶ準備を経て、G7 ICTマルチステークホルダー会議でのプレゼンは無事終わった。
ひとことでいうと、楽しかった!ピュアは次に何を見せてくれるのだろうか。
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